出来事
第3学期終業式
3月16日(金)年少組さんの第3学期終業式が行われました。
幼稚園の園歌を歌ったあと、代表のお友達が修了証を園長先生からいただきました。
年長組さんの卒園式の練習を見てきたので、とても立派にできました。
この一年で、年少組さんはとても大きく成長しました。その力を今度、年長組で発揮してくれると
思います!新しい年少組さん、年中組さんの素敵なお兄さん、お姉さんになってください。
お別れ会
3月6日(火)お別れ会がありました。
年少組さんが、お世話になった年長組さんのために、朝からシチュー作りに挑戦しました。
そのあと、係のお友達が「準備ができたので、お遊戯室に来てください」と年長組さんをお部屋まで
呼びに行きました。
「はじめのことば」のあと、みんなで「じゃんけん列車」や「ラウンドチェーン」のゲームをして
遊びました。
次は歌の交換です。
年少組さんは年長組さんのために心を込めて「365日の紙飛行機」を、年長組さんは年少組さん
のために「福ある島」を歌いました。
最後は、お互いに心をこめて作ったプレゼントを交換しました。
楽しみにしていた会食の時間です。
「年少さんが作ってくれたシチュー、おいしい!」とみんな大喜びでした!
憧れの年長組さんと一緒に過ごせた楽しい時間に、年少組さんも大満足でした。
ボランティアでお手伝いをしていただいた、小野坂心暖さんのお母さん、竹中駿汰さんのお母さん
細山稀星月さんのお母さん、たいへんお世話になりました!ありがとうございました。
ひなまつり会
3月2日(金)ひなまつり会がありました。
遊戯室のステージには、子ども達手作りのおひなさまを飾りました!
ボランティアの斎藤雅子さんから、ひなまつりの由来を教えていただいたあと、紙芝居を読んでいただきました。また斎藤さんから幼稚園に桃の花と菜の花をいただきました。(桃の花には、邪気を払うという言い伝えがあるそうです。)
年長組のお姉さん達が先生になって、「うれしいひなまつり」の踊りをおどりました。
お姉さん先生の教えの通りに、イントロで、正座をしておじぎをする子ども達!
とてもかわいらしかったです!
そのあとは、みんなでゲームをしました。
「おひなさまとおだいりさま」の絵カード、「三人官女」「五人囃子」の絵カードを代表のお友達が選び、みんなでそのカードの人数の友達を探すゲームです。
ルールをしっかりと理解し、年少さん、年長さんが一緒になって、指示の人数で上手に集まる姿、とても
大きな成長を感じました。
楽しい会食の時間です。
株式会社 ナックスさんから、今年も子ども達一人ひとりに「桃パン」をいただきました。
ありがとうございました!
また、すみれ組の渡邉彩斗くんのお母さんが、ボランティアで来てくださり、ちらしずし作りのお手伝い
をしてくださいました。ありがとうございました!
保育参観日・PTA総会
年少組さんは、保護者の方と一緒に、フォトフレーム作り(修了記念制作)を行いました。
お家の人と相談しあいながら、楽しく作りました。
完成したあとは、親子で絵本タイム! 保護者の方に抱っこをしてもらいながら、ゆったりとした
あたたかい時間を過ごしました。
年長組さんは、お家の方に「できるようになったこと」の発表会と親子ドッジボール大会を行いました。
それぞれ何を発表したいか話しあって、自分達で決めました。なわとびやけん玉に挑戦し、がんばってい
る姿を見ていただきました。チャレンジカードを見てもらい、ほめてもらう場面もありました!
親子ドッジボール大会では、保護者VS子ども達チームで行い、大盛り上がりでした!
PTA総会では、皆様に議事を審議し、無事承認していただきました。本部役員の皆さま、クラス委員の皆さま、お忙しい中、幼稚園のためにご協力いただき本当にありがとうございました!
最後の降園指導の際、年少さんは、新年長組になるにあたってのお話を担任から聞きました。
年長組さんは、学年合同で遊戯室に集まりました。
そして、後ろ手にかくして持っていたのは・・・
時間をかけ、心をこめて作った手編みのマフラー!
一人ひとりが大好きなお家の方のために、毎日少しずつ編んで完成させたマフラーです!
自分なりの目標をもってこつこつと頑張った活動でした。全員が完成させ、お家の方の首にかけてあげ
ました。なかには、「ぼくのお父さんは、外で仕事しているから、寒くないように作ってあげるんだ」と
言って頑張っていた子も・・。
お家の方も、マフラーを首にかけてもらい、とても嬉しそうでした。最後には、子ども達から歌のプレゼントもしました。
年少組さん、年長組さん、それぞれに大きく成長したと思います。
保護者の皆さまがいつもあたたかく見守ってくださったおかげです!ありがとうございました!
PTA会員研修
はじめに、PTA会員研修と家庭教育学級を合わせて、「絵本の読み聞かせ・絵本の選び方」の講演会を行いました。講師は「福島こどものとも社」の上野良一先生です。
前半、子ども達も一緒に「もりのおふろ」「おおきなかぶ」の大型絵本の読み聞かせをしていただきました。
子ども達は、おふろで身体を洗う真似や、おおきなかぶを引き抜く動作をしながら、楽しく聞きました。
後半は、保護者向けのお話をしていただきました。
上野先生のお話から・・・
脳の発達と言葉・教育はピラミッドです。ピラミッドの底辺は信頼・愛着です。この情緒面が満たされると自然に上の段階、自主性・やる気が出てきます。自主的に進めるようになると「できた!」など、伝えにくるので「共感」が大切になってきます。「がんばったね。」「すごいね。」と共感してあげると、一番上の段階「知識・学力」につながっていきます。何回も繰り返して次のステップにいくのです。
多くの家庭で、このピラミッドが逆になっていませんか?
「なんでできないの?」など頭ごなしに怒っていませんか?頭ごなしに怒られると、自分は愛されていない・・と感じてしまいます。つまづきに気付いたら、もう一度信頼・愛着の面から見直してみてください。
ヨーロッパでは、「10歳から上は、自分で本を読む。10歳から下は本を読んであげる。」ことが基準になっています。読み聞かせは10歳までは必要なのです。低年齢で字が読めるからといって、子どもにまかせきりではなく、大好きなお家の方がスキンシップをしながら読んであげることが、愛されている実感となり、愛着が形成されていきます。何回も同じ本を「読んで」と来てもよいのです!たくさん読んであげてください。
最後に上野先生が「ちょっとだけ」(作:瀧村有子 絵:鈴木永子 福音館書店)の読み聞かせをしてくださいました。保護者の皆さんのなかには、涙ぐんで聴かれている方もいらっしゃいました。
今後も幼稚園とご家庭と一緒に、絵本の読み聞かせをしていきたいと思います。
福島県安達郡大玉村大山字谷地1
TEL 0243-48-3162
FAX 0243-48-3162