出来事
PTA奉仕作業
今回は,機械による校庭南側の草刈り,各教室の窓ふき,東校舎前側溝の泥(落ち葉)あげ,中庭の除草作業を中心にお手伝いいただきました。段取りと手際の良い作業により,予定していた1時間以内に想定した作業を終えることができました。
さらに,初めてプール清掃もお手伝いいただきました。教職員だけでは数時間かかる底の泥を始末する作業が,わずか15分足らずで終えることができました。また本年度見事金馬簾を受賞した 大玉村消防団にもお手伝いいただき,排水路の汚泥まで除去することができました。
マガジンラック・パンフレットスタンド寄贈
マガジンラック パンフレットスタンド
5月23日の新聞に掲載されました。マガジンラック(写真左)は昇降口に,パンフレットスタンド(写真下右)は3年教室前の廊下に設置させていただきました。ありがとうございました。
勝利を信じ、全力プレーを ~中体連選手壮行会~
今日,私から選手の皆さんに贈る言葉はたった一つ,「Win!(勝て!)」です。皆さんは中体連大会において勝利を収めるために,歓喜の瞬間を迎えるために1年生の時から練習に汗を流してきたはずです。だからこそ,今日を含め大会までの四日間,ベストコンディションで大会当日を迎えるため,顧問の先生の指示をよく聞き,消化の良いエネルギーとなる食事など,家族にも協力してもらってください。
しかし,勝負は非情です。勝者がいれば必ず敗者がいます。運良く勝者となった時,その時は,喜びに浸る一方で,敗者へのいたわりを忘れないでください。勝ったときこそ謙虚な姿勢で,お陰様でという気持ちで,次の試合に向け集中力を持続させなさい。では,残念ながら敗者となった時はどうでしょう。悔しくて涙が溢れるかもしれません。でも,少したって落ち着いたら,これから話すことを思い出しなさい。それは「自分たちは弱くて負けた。相手の方が力が上だった。」ということです。「力が出し切れなかった。」「あの時ミスがなければ…」「体調が悪かった。」等々,敗戦の要因はさまざまあるかもしれませんが,負けたという事実を潔く受け入れなければなりません。3年生は,高校,大学,社会人…,これからも,まだまだ勝負は続くのです。1,2年生は来年があります。込み上げてくる悔しさを感じつつ,自分の弱さと向き合うことが,次の勝負への原動力となるのです。
でも,大会終了後,私は,皆さんのたくさんの笑顔が見たいです。最後まで粘り強く,決してあきらめることなく勝利を信じ,全力でプレーしてきてください。一チームでも多く,一人でも多く、県北大会の出場権を獲得してきてください。皆さんの健闘を心から祈っています。
「Win!Ohtamachu!」
「…全員が悔いの残らないすばらしいプレーをするために,感謝の心と,みんなの心を合わせていい結果を残してきましょう。」 選手代表お礼の言葉
誇れる美しい村」新聞の投稿記事より
5月13日,福島民報の「みんなのコラム」に掲載された,大玉村の方が投稿された記事です。
「青空に鯉のぼりが泳ぐ姿」「安達太良山を仰ぎ,田んぼが広がる環境のよい住みよい村」などつい最近目にした日本の原風景を思わせる大玉村の様子が記事を読む人々に伝わったのではと嬉しく読ませていただきました。最後に書かれている「美しい村,住んでよかったと思える村づくりに今以上に励み,頑張ることが必要です。」84歳の大先輩からからパワーをいただきました。
胸を熱くした2つのエピソード ~県中体連陸上競技大会県北予選会~
1つ目は、3年男子100M準決勝のスタート地点に立った生徒のことです。11日に開催された選手壮行会の際、私から選手達に「スタート地点に立ったとき、静かに目を閉じ、拳を握ってユニフォームの胸の部分にあてなさい。そこには「大玉中」の文字が見えます。それを見て、自分は大玉中の代表としてこの場に立っていることの誇りを思い起こし力にしない。」という話をしました。…まさにスタート直前、静かに目を閉じて深呼吸をしながら拳を胸にあてた姿は、本部席にいた私からもはっきりと見て取れました。残念ながら決勝に進むことは叶いませんでしたが、「大玉プライド」を持ってレースに臨んだ彼の姿に感動しました。
2つ目は、共通走り幅跳びで見事4位に入賞した生徒のことです。この日は絶好調で、3回目までの跳躍の結果、見事6位でベスト8に残りました。記録は5m44㎝、自己ベストの記録でした。残り3回の跳躍でこの順位をキープできれば県大会への出場が決まります。5回目を終わり、6~8位の選手の記録は変わらず、最終6回目の跳躍になりました。しかし、ここで8位の選手が5m45㎝、7位の選手が5m47㎝とたて続けに記録を伸ばし、8位に順位を落としたのです。残されたチャンスはわずか1回、自己ベストを更に上回る5m47㎝以上跳ばなければ県大会への道は閉ざされます。しかしこの時、私には、彼の表情と5回目の跳躍の雰囲気から「跳べる!」という漠然とした期待感がありました。30分ほど前、ベスト8進出が決まり、決勝の跳躍を前に他の選手が硬い表情を見せる中、彼は満面の笑顔で私の声援に応えてくれました。さらに5回目の跳躍では、惜しくもファールになりましたが「責め」の跳躍をしていたからです。運命の6回目、力強い助走と踏切の後、彼の身体が躍動しました。白旗が上がります。速報版の表示を待ちます。…「5m62㎝」4位に順位を上げ、県大会出場を決めました。プレッシャーに打ち勝ち、強い精神力と集中力で成し遂げた土壇場での逆転劇。この後に続く選手達への大きな大きな励みになりました。おめでとう、そしてありがとう。
友達の「よさ」を見つけ、楽しく学ぼう ~第1学年 学習旅行~
最初の見学地は白河市にあるまほろん(福島県文化財センター白河館)です。福島県の古代や中世の歴史に関する展示物の見学とさまざまな体験活動ができる施設です。今回、生徒達が挑戦したのは「火おこし」体験です。固定する役、火種を作る役の2人1組に分かれ挑戦しました。火種作りに成功し火を付けられた組もあれば、煙は出てるもののなかなか火種ができず、火が付かずに終わってしまった組もありました。ですが、どの組も一生懸命参加し、協力し合い「火おこし」に取り組んでいました。
次の目的地は福島空港に隣接する福島空港公園。五月晴れの空の下、班ごとに場所を決め、美味しいお弁当を食べながら、楽しい話で盛り上がりました。
最後に向かったのは須賀川市にあるムシテックワールド(ふくしま森の科学体験センター)です。昆虫を中心とした展示物やサイエンスショーの見学とアイスクリームを作る実験を体験しました。アイスクリーム作りの実験では、4人ずつの班に分かれ指示を聞きながら作りました。塩、砂糖の分量や氷の温度を測り、科学を取り入れながらアイスクリーム作りをする楽しさを学びました。
まほろん
ムシテックワールド
みんなで団結 in 仙台 ~第2学年 学習旅行~
午前9時40分、仙台駅東口に到着した一行は、班ごとに計画した予定表を手にフィールドワークをスタートしました。最初は、バス停までの道筋がわからなかったり、普段とは違う風景の中で方向感覚がうまくつかめず戸惑う班も見られましたが、少しずつ班員同士が話し合ったり、駅構内の地図を見つけて相談している姿が見られました。しばらくすると、それぞれに答えを見つけ、目的地に向かい出発していきました。また、街中でも警察の方に道を聞いたり、周遊バスの「るーぷる仙台」を利用したり、地下鉄などを駆使するなど、来年度の修学旅行の良い予行練習になったようです。
午後2時30分、すべての班が時間までに集合場所である仙台市科学館に到着しました。生徒たちが担任の先生方の顔を見つけると同時に、緊張がほぐれ、安心からくる笑顔がたくさん見られました。また、怪我をする生徒も、はぐれる生徒もなく、スタート地点よりもちょっとだけ成長した誇らしげな表情が印象的でした。
避難経路・非常口の確認と模擬消火訓練 ~避難訓練実施~
今回の訓練は、皆さんが普段生活している教室にいるときを設定して行いました。すでに学級に掲示してある経路図で確認した避難経路を通り、非常口や集合場所を知るための訓練でもありました。今日は1階の湯沸かし室から出火したという設定で行いました。そのため事前にどこを通って避難するか、どんなことを注意して避難するか担任の先生から教えていただいていたと思います。このように、今日の訓練は事前に予告をしましたが、災害は予測が付かないときに起こります。その時に大切なことを二つお話しします。
一つ目は、情報収集。「あわてないで、静かにして放送など、先生の指示を聞く。」ということです。学校以外の場所、たとえばショッピングセンターなど、施設の構造が分からない場所で地震や火災に遭遇した際も、放送などから情報を収集することが、命を守るために最も大切となります。
二つ目は、冷静な行動。「どんなことが起こり、どう避難すればよいかをきちんと確認してから避難をする。」ということです。あわてたために転んで将棋倒しになったりしないように、倒壊の危険性のある危ない方へ避難したりしないように、落ち着いて行動することが大切になります。
学校は大勢の人がいますから、自分だけ安全に避難することはできません。全校生徒が整然と避難することが出来て、はじめて被害を小さく食い止めることが出来ます。もし一部の人が勝手なことをすると、全員が避難できないような事態が起こることになります。今日の訓練の反省点を生かし、どんな場合でも、落ち着いて放送をよく聞き、無言で整然と行動ができるようにして欲しいと思います。
この後、講師としてお出でいただいた安達地方広域行政組合南消防署の署員の方から本日の訓練についての講評をいただきました。最後に、南消防署の署員の方からの指導で、水消火器を使った消火訓練を実施しました。各学級の代表生徒が消火器の取扱手順(1.安全ピンを抜く 2.ホースを外す 3.ホースの先を握りレバーを強く握る)を確認しながら、目標となるカラーコーンをめがけ放水しました。(写真)ただ、天井まで火の手が上がってしまった場合は、消火器による初期消火は困難なのですぐに119番通報をしてほしいとのことでした。本日の訓練が家庭や社会生活でも役立てられればという思いを持ちました。
安全に関する心構えと改正道路法を学ぶ ~交通教室開催~
5月1日、郡山北警察署大玉駐在所の署員の方を講師にお招きし、交通教室を開催しました。最初に私から、以下の話をしました。
自分で自分の命を守るために
交通教室に先立ち、私から交通事故から命を守るために大切な2つのことをお話しします。
1つ目は「道路には絶対飛び出さない」ということです。私は以前、教育委員会に3年間勤めていました。その間、小学校1名、中学校1名が交通事故で命を落としました。原因は2件とも飛び出しです。
小学校の犠牲者は3年生でした。学校から家に帰り、近所で自転車に乗っていたとき、交
差点を一時停止せずに渡ろうとして車にはね飛ばされました。信号機がない交差点でした。
手前に一時停止が義務づけられている「止まれ」の標識がありました。
中学校の犠牲者は2年生でした。前日に野球部の新キャプテンに指名されたばかりだった
そうです。事故は自宅の目の前で起きました。庭でボール遊びをしていた際、外に出たボー
ルを追いかけ、家の前の県道に飛び出し車にはね飛ばされました。どちらの事故も車に轢かれたのではなく5m以上もはね飛ばされ、頭を強打したことが死因となりました。道路に侵入する際に、ほんの数秒、いや2・3秒止まって左右を確認すれば防げる事故でした。落とさなくてすんだ命でした。交差点や車道に出る際は、必ず一時停止をし安全を確認しなさい。
2つ目は「危険から自分を守る力を身に付ける」ということです。毎年、通学中の子どもの列に車が突っ込み、大きな被害が出る事故が発生しています。では、これらの事故から身を守る方法はないのでしょうか。車の往来が激しい道路を通行する際は、たとえ歩道を歩いていたとしても、走ってくる車に視線を向けながら、万が一車が自分の方へ向かってくることを頭の片隅に想定しながら歩くことで避けられる事故もあるはずです。特に冬場、路面が凍結している朝などは、車から目を離して歩行することはとても危険です。考えられる危険から自分の身を守るための備え、難しい言葉で「危機回避能力」と呼びますが、一人一人が、日々の経験を重ねることで身に付けてほしいと思います。
大玉中学校をよりよくするために ~第1回生徒会総会~
皆さん、学校を良くするということは、どういうことでしょうか。今以上に勉強や部活動に積極的に取り組む、校内の美化に努める、など、このようなことすべてが、学校を良くすることに必要だと思います。しかし、皆さんは、「学校を良くするために活動している。」と自信を持って言えるでしょうか。中には、どんな活動をしたら学校を良くできるか分からない人もいると思います。ですから、今日の総会で話し合われる生徒会本部、専門委員会、部活動の活動内容を聞いて、ぜひ自分はどうしたら学校の役に立てるかどうかを考えてみてください。
もし、学校内で破損している所があったり、部活動、専門委員会の活動内容で学校のために変えた方がよいと思った所などは、ぜひ、質問・要望をしてください。どんなに些細なことでも、その発言は大玉中学校をよくしてくれると思います。大玉中学校をよりよくするために、全員で協力し、今日の総会を成功させましょう。
この後、私から以下の話をしました。
今日は生徒会総会にあたり、「一歩前進」というお話をします。
先日、朝のあいさつ運動をしている生徒会役員の皆さんに、「どのようなあいさつができれば、あいさつ日本一の学校といえるのでしょうか?」という宿題を出しました。この宿題の答えは、これから生徒会長の斎藤君を中心に考えてほしいと思っています。ただ言えることは、毎朝のあいさつ運動を継続するだけでは決して「日本一」にはなれないということです。今の大玉中生のあいさつの現状はどうなのかをしっかりと把握し、何が足りないのか課題をつかまなければなりません。そして、課題を解決するための具体的な手立てを講じる必要があるのです。すなわち、昨年度の活動よりも「一歩前進」しなければ、生徒会として、大玉中学校としての成長はないのです。
部活動では、大会やコンクールを目指し練習試合や各種大会が行われています。皆さんはどうすれば試合に負けないか知っていますか?そう、相手に点数をとられなければ負けることはないのです。でも、相手に点数をとられてしまっています。では、なぜ点数をとられてしまうのでしょうか。「技術的に未熟だったから」「緊張してしまったから」「状況判断が悪かったから」「声を掛け合わなかったから」など、様々な原因が考えられます。でも、次の試合まで何もしなければまた同じ結果になります。チームの課題にしっかりと向き合い、足りなかった技術力や精神力を「一歩前進」させるために目的を持って練習に励まなければならないのです。
この後の総会では、委員長さんや部長さんの発表を聞くことが狙いではありません。生徒会活動が、部活動が、昨年度よりも、今よりも「一歩前進」するための手立てを確認することが大切です。本年度の活動が充実するための有意義な時間にしてほしいと思います。
この後、議事に移り、本部、専門委員会、部活動の代表から活動計画についての説明と質疑応答の時間となりました。1年生からも
「アルミ缶回収の目標金額3万5千円はアルミ缶何缶分ですか?(生徒会本部への質問)」
「給食の牛乳やデザートは、なぜ1階にあるのですか?(給食委員会への質問)」
など、新入生らしい素朴な質問が寄せられました。発表や答弁にあたった3年生もとても立派に役目を果たすことができました。
福島県安達郡大玉村
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