大玉中学校日記

出来事

創立40周年記念式典・講演会迫る!~「爪切り」に見る技術革新~

 武田実行委員長さんを中心に昨年度より準備を進めて参りました 創立40周年記念式典及び記念講演が,いよいよ今週末の17日(土)に迫って参りました。開催に向けての準備も着々と進行しています。

【参加者】式典には押山村長様,遠藤村議会議長様,佐藤教育長様をはじめ,村議会議員様,歴 代のPTA会長様など合計55名の来賓の方々に参列いただける予定です。第24代PTA会 長の菅野昭裕様をはじめ9名の歴代PTA会長様と第10代校長雉子波敏司様をはじめ3名の 歴代校長様に感謝状が贈呈されます。

【記念講演】既にご案内のとおり,元お笑い芸人の三好秀典氏を講師にお招きして「一瞬で仲良 くなれるニコニコ会話術」と題した講演をいただきます。なお,この講演は「大玉村文化のつ どい実行委員会」との共同開催となっております。予定している講演時間は60分とさほど長 時間には及びません。式典を含め保護者・一般席にはまだ余裕がございますので,お誘い合わ せの上ご来校下さい。

【創立40周年記念品】全校生と当日参加いただいた来賓の方々には,記念品として「創立40 周年記念誌」と「爪切り」を配付いたします。記念誌の発行に際しまして,村長様はじめ多くの皆様に原稿をお寄せいただきありがとうございました。紙面をお借りして御礼申し上げます。 また,校長室のロッカーを整理していたところ,創立20周年の際に記念品として配られたこれも同じ「爪切り」が見つかりました。未使用のもので試しに使ってみたらとてもよい切れ味でした。両方の爪切りを比較してみると,爪切りの「不易」と「流行」を見ることができます。大きさやてこの原理を利用した操作性はほんど変わりがありません。切れ味も同じです。変わった点は2箇所。一つは「創立20周年記念大玉中学校」という文字は,プラスチックのプレートに描かれ金属部に接着されていますが,40周年のそれは金属部に直接刻印されています。もう一つは,切った爪が飛散しないようにガードしている可動性のパーツが,金属製から半透明のプラスチック製に変わったことです。20年という歳月を考えると取るに足らない変化と見過ごされがちですが,このわずかな技術革新の積み重ねが,技術立国としての日本を支え続けていくのではないでしょうか。ちなみに私が現在愛用している爪切りは,35年前に学校の入学記念品としていただいたもので,今でも切れ味は衰えていません。今回の記念品,一生ものですよ。


創立20周年記念品




創立40周年記念品

「見えないもの」と「見えるもの」

         行為の意味      宮澤章二 

-----あなたの<こころ>はどんな形ですか
と ひとに聞かれても答えようがない
自分にも他人にも<こころ>は見えない
けれど ほんとうに見えないのであろうか

確かに<こころ>はだれにも見えない
けれど<こころづかい>は見えるのだ
それは 人に対する積極的な行為だから

同じように胸の中の<思い>は見えない
けれど<思いやり>はだれにでも見える
それも人に対する積極的な行為だから

あたたかい心が あたたかい行為になり
やさしい思いが やさしい行為になるとき
<心>も<思い>も 初めて美しく生きる
-----それは 人が人として生きることだ

   埼玉県出身の詩人、宮澤章二の「行為の意味」という詩です。夏休みに実施した、おおたま学園の研修で講師の先生から紹介していただきました。作者の宮澤章二は誰もが知っているクリスマスソング「ジングルベル」の作詞者でもあるそうです。
 さて、詩の中のアンダーラインを引いたフレーズ、どこかで聞いたことはありませんか…?
  そう、「行為の意味」は東日本大震災の前後にACのテレビCMで幾度となく耳にした

        「こころ」はだれにも見えないけれど 「こころづかい」は見える
        「思い」は見えないけれど 「思いやり」はだれにでも見える

と言うフレーズの原典となる詩です。
 
 大玉中学校の生徒達は皆、優しい「こころ」や「思い」を持っている子ばかりです。ただ、友達同士の関係などで、ちょっとした勇気を振り絞り、それを「こころづかい」や「思いやり」で示してほしいと感じる場面も少なからずあります。目に見える、耳で聞こえる「積極的な行為」で優しさを表現できる生徒が一人でも多く育ってくれることを願っています。
 今日はぜひ、親子でこの詩に目を通し、「積極的な行為」について、その「すばらしさ」とともに「難しさ」をいっしょに考えていただけたらと思います。

大玉中学校40年の歩み

  Episode8 歴代PTA会長・歴代校長

 初代の渡辺栄富会長から昨年度の熊谷悟会長まで,40年間で32名の皆様にPTA会長を歴任していただきました。初代の渡辺会長は,創立20周年記念誌に開校間もない時期のPTA活動の様子を寄稿されています。
 「…当時を振り返ると一面麦畑の敷地に槌音が響いて新校舎が落成し,校舎への移転は蟻の行列のごとく玉中(現改善センター)と大山中(現村民運動場)より,生徒一人ひとりが机・椅子など自分で使っている品々を手に持っての移転作業。大きい荷物はPTA役員のトラックで搬入それこそ大変な作業でした。(中略)それでも幸いなことに村当局の行為で校歌・校旗まで公費で作っていただきましたことは,大玉村の教育にかける熱意のたまものと感謝の念は忘れることができません。PTAとしてそれにむくいるべく校舎の環境整備を引き受け,初代PTAより何代目かまでは大きな石を運んで積み上げたり,庭木を寄付していただき植え付けをしたり,当時のPTA活動は土建屋であったり造園屋であったように思います。一つ一つの目標が達成されていく喜びも又格別でした。…」
  現在もなお,我々の心をいやしてくれる校地内の植栽や中庭など,歴代PTAの尽力により整備された素晴らしい環境を次の世代にしっかりと継承して行きたいと思います。
  歴代のPTA会長は平成5年以降,任期1年での交替が慣例となったようですが,第三十代の鈴木康広会長には平成22年度から3年にわたり会長をお務めいただきました。また,鈴木様は本校の卒業生で唯一,生徒会長とPTA会長の両方を歴任されています。



 歴代校長として,初代の桑原光男校長から,昨年度の渡邊健順校長(現二本松市立岩代中学校長)まで,40年間で12名の先生が学校運営に携わりました。中でも,初代の桑原光男校長(昭和50~54年度)と第十一代の福本隆校長(現二本松第二中学校長,平成19~23年度)は最長となる5年間,本校の校長として在職されました。
 第七代の浅和宏校長は,創立20周年記念誌に当時の様子を記しています。
 「…今年度は国際化社会にふさわしく,村の企画の一環としてALTの村独自採用により英語教育の強化を図るスタートの年となりました。…情報化社会の主役となるコンピューターが設置され,コンピューター教室もほぼ完成しました。今後はLANシステムができれば,さらに指導が適切に行われ,コンピューターの活用が容易となります。…」
 20年前にしてこの実践!脈々と受け継がれる大玉村の教育に対する熱意と先進性。創立50周年に向けて繋いでいく使命感を強く感じました。

受験を乗り切るために必要な栄養とは  ~3年 食育講話~

 9月29日(水),3年生を対象に「食に関する指導」として食育講話が行われました。講師は本宮第二中学校栄養教諭の武藤先生に務めていただきました。講話の内容は受験勉強に励んでいる3年生のために,勉強と栄養,受験前日・当日の食事内容,夜食の摂り方など受験勉強に励む生徒たちにとって,とても参考になるものでした。以下は3年生の感想です。

 「今日の話で,受験生に必要な食事について知ることができました。まさか,受験と食事にそんなつながりがあるとは知りませんでした。なので,これからは,食事にも意識をくばり,勉強との両立をはかっていきたいです。そして,受験合格につなげたいです。」

 「今日の講話で食生活によって今後の人生が大きく左右されることが身にしみてわかりました。また,受験に向けて自分の生活を見直す良い機会になりました。これから,大事な受験に向けて,自分の食生活をより良いものにして必ず合格し,高校生や社会人になっても継続できるよう頑張りたいです。」

 「食について,受験の前にはカツなどの油を多く使っている食品や食物繊維や乳製品はあまり食べないほうがよいということがわかりました。」

 「集中力を高める食べ物や,記憶を補う食べ物を教えて頂いて本当に助かりました。偏食のし過ぎ で起きる症状にも心当たりがあったので,それも気をつけながら食べ物をとっていきたいです。」


肥満防止がリスクを軽減 ~1年生「生活習慣病の予防講座」~

  1学年の生徒を対象とした「生活習慣病の予防講話」が9月16日(水)の5校時に本校で開催されました。生活習慣が確立される中学生というこの時期に,健康的な生活を送る習慣を身に付けてもらいたいという目的のもと,本宮市にある,よしだ内科医院の院長であり,また,学校医でもある吉田氏を講師にお招きし,主に肥満についての話をしていただきました。
 肥満になると生活習慣病のリスクが高まるということで,生徒達は先生が準備した資料やグラフなどの説明を真剣に聞いていました。また,配られた資料の中には,小児肥満の判定方法(肥満度やBMIの計算方法など)が載っていて,実際に計算をしてみたという生徒もいたようです。生活習慣病にならないためには,規則正しい生活と三度の食事が大切だそうです。毎日継続することは難しいと思いますが,家族全員で心がけようと思うことで生活習慣病予防につながるのではないかと思います。家庭で話し合を機会を持っていただければ幸いです。

今の英語の授業に求められている「読み」の力 ~2年英語科 研究授業~

  2学期,本校の教職員は,個々の授業力の向上を目指し一人一回以上の研究授業(多くの先生方が授業を参観し,事後に生徒の活動状況や教師の働きかけに関して意見交換を行う授業)を計画しています。日々の授業の準備はもとより,部活動や文化祭の指導,さらに本年度は創立40周年の記念事業の準備と何かと慌ただしい中,時間を割いて取り組んでいます。
  9月25日,今学期のトップを切って仲江川先生が2年3組で英語の授業を行いました。ねらいは「リーディング(読み)」を深めること。単語の意味や文法を理解した上で,文意を的確に捉え表現することに焦点が当てられました。以下に当日の授業における中心課題を紹介します。お子さんと一緒に親子で挑戦して下さい。

【状況】絵里さんは,ホームステイをしています。しかし,ホストマザー(ホームステイ先のお母さん)に対し,ある悩みがあり先生に相談を持ちかけます。

Everyone in my host family is kind to me.  But my host mother always gives me too much food. Do I have to eat everything, or can I tell her?
 
 【問題】絵里さんの悩んでいることは何ですか?

※ 問題の解答を知りたい方は,2年生に聞いてみてください。
 
 「思考力」と「判断力」駆使し,しかも適切な日本語による「表現力」も求められる素晴らしい課題です。多くの生徒がこの課題に意欲的に取り組み,正答を導き出そうと取り組んでいました。日々の授業の充実を感じることができた授業でした。
  今後,11月にかけて各先生方の研究授業が計画されています。生徒の活動の様子を中心に,学校だよりで紹介して参ります。

卓球男子団体,剣道女子団体が優勝! ~支部中体連新人総合大会~

  9月29日(火),30日(水)に開催された,支部中体連新人総合大会では,男子卓球団体と剣道女子団体が見事に優勝を果たしました。さらに女子ソフトボールが第2位,サッカーと剣道男子団体も第3位入賞を果たしました。10月の土日を中心に開催される各競技の県北大会,更に勝ち進んだ際の県大会でも活躍が期待されます。
 残念ながら入賞を果たせなかった他の部活動も,紙一重のところで勝利を逃した試合が数多くありました。自分たちに足りなかったところをしっかりと確認し,来年6月の大会に向けて,秋から冬,そして春に向けての地道なトレーニングに励んでほしいと思います。

【軟式野球】トーナメント戦
  会場:カントリーパークとうわ野球場
     2回戦  対 松一中  0-1 負
                   (タイブレーク方式)
                             
【サッカー】予選リーグ・順位決定戦
  会場:二本松城山総合グランド
 予選リーグ 対 松一中 1-0 勝
         対 本二中 2-2 分(2位で準決戦へ)
 順決戦   対 本一中  1-0 勝
                   第3位 県北大会出場

【ソフトボール】総当たりのリーグ戦
  ※ 松一中,安達中との合同チームで出場
 会場:安達中学校校庭
        対 東和中   0-8 負
       対  本一中  31-2 勝
            1勝1敗 第2位 県北大会出場

【バレーボール】予選リーグ
  会場:安達中体育館
     対 白沢中    0-2 負
        対  小浜中  0-2 負
       対 松一中    0-2 負

【バスケットボール】
  会場:二本松一中体育館・二本松城山体育館
 [男子] トーナメント戦
     2回戦 対 本一中 19-61 負       敗者戦 対 白沢中 25-42  負
 [女子] トーナメント戦
     1回戦 対 本一中 25-33 負
        敗者戦 対 本二中  4-76 負

【女子ソフトテニス】予選リーグ・決勝トーナメント
  会場:二本松市城山庭球場
  予選リーグ対 本一中  0-3 負
        対 松二中  2-1 勝(2位で決勝Tへ)
  1回戦  対  安達中  0-2 負

【男子卓球】予選リーグ・決勝トーナメント
  会場:大玉村民体育館
 [団体] 対 松一中 1-3 負    
  予選リーグ対 松三中  3-1 勝    
       対  本一中  3-2 勝(2位で決勝Tへ)   1回戦  対 本二中 3-2 勝
 準決勝  対 小浜中  3-1  勝
  決 勝  対  松一中 3-2 勝
                    優勝 県北大会出場
            
【剣道】
  会場:本宮一中体育館
 [男子団体] 総当たりのリーグ戦
     対 白沢中 2-2 本数勝ち
     対 松一中  1-3 負
        対 松三中  1-3 負
            対 本二中  2-1 勝
           2勝2敗 第3位 県北大会出場
                       
 [女子団体] 順位決定戦
      対 松三中 3-0  勝
                 優勝 県北大会出場




数的優位も追い風とし,見事地区のタイトルを守りました。県北大会は連覇 がかかります。




予選リーグで敗れた松一中に決勝戦で見事に雪辱し,6月の中体連の成績を越えました。

大玉中学校40年の歩み

  Episode7 卒業記念品の移り変わり
 卒業生から学校に贈られた卒業記念品も40年間に様変わりしてきました。昭和の時代は校歌碑などのモニュメントやテント,トロフィーなどの飾り棚が贈られていました。これらは現在でも校舎内外で目にすることができます。平成になってからパイプ椅子や長机,視聴覚機器,ジェットヒーターなど,活用の頻度が高い学校備品が主になってきました。残念なのは,平成3~5年度と平成19~21年度に3年計画で2回にわたって贈られた体育館のステージ幕が体育館の建て替えに伴ってその役目を終えてしまったことです。ただ,平成16年度の記念品である校歌額は,新しい体育館に引き継がれステージ右側に掲示されています。さらに視聴覚機器に関しても,テクノロジーの進歩に伴う新型機器の導入もあり,現在はほとんど利用されていません。それでは,現在校地内や校舎内で確認できる卒業記念品を紹介します。

   【校地内,屋外に設置されているモニュメント類】 


  校歌碑(昭和53年度)
  校門を抜けた右手正面,学校を訪れる人が必ず目にする場所に設置されています。



  校名碑(昭和54年度)
  学校への取り付け道路の入り口左側,テニスコートの東側に設置されています。


  論語碑(昭和56年度)
  昇降口の向かい側に設置。「学びて思はざれば…」有名な論語の一節が刻まれています。


   校門(昭和62年度)
 校舎に向かって右側の石柱が卒業生,左側は歴代PTA会長から贈られました。


  屋外時計(昭和63年度)
  校庭に下る北側階段脇に設置。台座には「時を創る」と刻まれています。National製。


   【校舎内に設置され活用されている記念品】
  昭和50年度,第一期生からの記念品は大鏡。音楽室の壁に設置されており,40年間ずっと大玉中生の姿を映し出してきました。昭和58年度の記念品は「山だいこ」。応援団がなくなり活用の機会は少なくなりましたが,現在は武道場に保管されています。昭和52年,59年,60年,平成元年の記念品は飾り棚。昇降口前や美術室前に設置され,主に歴代の中体連大会(県大会,東北大会,全国大会)における表彰状や盾,パネル,トロフィーなどを展示しています。昇降口脇の壁には,平成17年度に贈られた「部活動記録板」が設置されています。

見事ゴールド金賞!県大会出場 ~地区小中音楽祭 第2部合奏~

  9月17日に二本松市民会館で開催された安達地区小中学校音楽祭第2部合奏において,本校吹奏楽部は見事ゴールド金賞(上位2校に授与)を受賞し,県大会への出場を決めました。県吹奏楽コンクールに出場した経験に裏付けされた自信からか,過去2回の演奏よりも安定感のあるダイナミックな演奏を披露してくれました。県大会は10月23日(金),福島市音楽堂で開催されます。

地域と共に歩む学校を目指して ~保護者アンケートの考察 Part4~

  「学校教育に関するアンケート」の集計結果と考察,Part4は「保護者・地域との連携面」についてです。
  質問項目及び集計結果は以下の通りです。
  Ⅰ 学校は、教育方針や学校の様子,子どもたちの様子を積極 的に知らせている。
  Ⅱ 学校は、保護者や地域住民が参観する機会を設けている。
  Ⅲ わたしは,PTA活動や地域行事に参加している。
  Ⅳ わたしは,大玉村の幼稚園・学校がコミュニティ・スクー ルとして取り組んでいることを知っている。



  「開かれた学校」に関する2項目については,おおむね高い評価をいただきました。Ⅰの「積極的な情報発信」に関しては田園第14号で本校から発行されている「おたより」について紹介しました。この「学校だより」を含め,「各学年だより」や「生徒指導だより」など11種類が発行されています。子ども達の活躍や最新の教育情報,家庭でも協力いただきたい事柄など,学校の教育活動への理解を深めていただきたく,担当が授業や部活動の合間を縫って作成しています。しかし,不定期に発行しているため,子どもが渡しそびれて保護者に伝わらないこともあると聞いております。学校からの配付物が確実に手元に届きますよう「おたより」専用のクリアファイルを準備し,配付物の有無を確認することを日課とするなど,家庭での協力もお願いいたします。「『田園』,毎回子どもから渡されるのを楽しみにしております」
「校長先生のマメなお便りのおかげで,学校の様子がよく分かり,助かっています」
「今年度の学校だよりは,中学校の様子やいろいろな話題があり,毎回読むのが楽しみです」
 自由記述欄に寄せていただいたコメントです。社交辞令とはいえ,褒められて伸びるタイプの私にとっては何よりの後押しとなりました。ありがとうございました。
 Ⅱの「学校参観の機会」に関しては,本年度から7月と12月の年2回,土曜授業として授業参観を企画しました。11月の「ふくしま教育週間」には,例年同様,自由参観が可能です。次年度以降も,子どもたちの活動の様子を多くの皆様方に参観していただけるよう工夫していきたいと考えています。
  Ⅲの「PTA活動等への参加」につきましては,学校サイドからは奉仕作業や親善球技大会,文化祭,さらに本年度は40周年記念事業にあたり,たくさんの保護者の皆様方にご協力いただき感謝しております。今後は,親子で参加する活動を取り入れるなど,更なる充実が図れればと思っています。
 Ⅳの「コミュニティ・スクールへの理解」に関しては,ほぼ認知されていることが分かりました。ただ,活動内容や成果についての周知や保護者の参画意識という点においては改善の余地があると考えます。自由記述欄にも「コミュニティ・スクールのあり方がいまいち分かりづらい」というコメントが寄せられました。ディスカッションでとどまらず,おおたま学園運営委員会とコミュニティ・スクール委員会が共同で企画する,村全体をフィールドとしたダイナミックな体験活動の導入などはいかがでしょうか。