子ども達が外で遊んでいる時に不審者が侵入してきたという想定で、避難訓練を行いました。
大玉村駐在所のおまわりさんが不審者役でした。
園庭に入ってきた人物を不審者と判断した先生が、呼笛をならすと、次々に他の先生方も連続して呼笛をならします。子ども達は、その音を聞いてすぐに、近くの玄関から中へ! 遊戯室に全員集まったところで、階段上のシャッターをおろします。
子ども達を誘導する先生、逃げ遅れがないか確認し、ドアを施錠する先生、不審者に対応する先生とわかれました。
さすまたや近くに置いてあった傘などを使い、距離をとりながら対応しました。
無事、確保できました。。
その後、遊戯室で事後指導です。
園長先生からお話を聞きました。
「怖い人から命を守る大切な訓練をしました。怖い人は今日みたいに、黒い服を着て
いるとは限りません。普通の姿をした怖い人もいるかもしれません。「いかのおすし」
という言葉にもあるように、知らない人にはついていかないようにしましょう!」
次に、おまわりさんたちのお話を聞きました。

「いかのおすし」のカードを使って、わかりやすくお話をしてくださいました。
いか・・・知らない人には、ついていかない。
の ・・・知らない人の車には乗らない。
お ・・・大声を出して助けを呼ぶ。
す ・・・すぐ逃げる。
し ・・・近くの大人に知らせる。
大切なのは、一人では遊ばないこと。一人にならないこと。
買い物などの際、不審者は子どもが一人になる場面を見ているとのこと。
お菓子売り場やおもちゃコーナー、またはトイレなど、「お子さん一人」ではとても
危険だそうです。トイレの中、または、入り口で保護者に待っていてもらうことが
安全につながるとお話されていました。
また、水着を着た男の子、女の子のイラストを使っての「プライベートゾーン」の
お話もしてくださいました。
子ども達には、「水着で隠れる部分は、自分にとって大事な部分なので、人に見せた
り、さわらせたりしてはいけないこと。お友達どうしでも見たり、さわったりしては
いけないこと」をわかりやすく教えてくださいました。
子ども達は、とても真剣な表情で聞いていました。
最後に、「こんな時はどうする?」と代表のお友達がステージで挑戦しました。
お友達が一人でいる時、知らない人から話しかけられた時は・・
「こんにちは」「こんにちは」
「ぼく、お名前、なんて言うの?」「○○」
「○○くんさ、一緒に行かない?おいしいお菓子がたくさんあるんだ」「・・助けて!」
とても上手にできました!自分で判断して「助けて!」と大きな声で言えました!
一人で留守番をしている時に・・・
「ピンポーン。宅配便でーす。誰かいますか?」
「あけてくださーい」「知らない人だからあけないよ!」
とても上手にできました!さすが、年長組のお兄さんたちでした!
アドバイスとして、知らない人には名前を教えたりしないこと・留守番の時はドアをあけない・電話にも出ないことが大切とのことでした。
お忙しい中、警察署の皆様、教えていただきありがとうございました!