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日々の様子をご覧ください。

大玉中学校日記

硝子工場でリサイクルを実感 ~職場見学・体験学習Part1~

2015年6月12日 10時08分

  6月10日,安達支部特別支援教育部の職場見学と体験活動が行われ,本校からも5名の生徒が参加し,有意義な一日を過ごしました。活動の様子を2回に分けて紹介します。
【柏洋硝子二本松工場】所在地:二本松市長命
  貸し切りバスで二本松駅を出発して約10分、最初の見学先である柏洋硝子二本松工場に到着しました。はじめに、事務所のホールに案内され,係の方からで工場の概要についての説明を聞きました。


        
  この工場では栄養ドリンク等に使用する茶びん(150種類以上)と食料調味料等に使用する透明びん(250種類以上)を24時間365日フル稼働で生産しています。

 説明の中でためになった話題をを2つ紹介します。
  1つ目は、原料のリサイクルです。硝子は主に「けい灰」「ソーダ灰」「石灰」といった天然資源を原料にしているそうですが、この工場ではカレット(資源ゴミとして回収された空き瓶を、色別、キャップ等の金属類を取り除き、水洗いし細かく砕いたもの)を、約95%もの割合で,原料として使用していると言うことです。さらに,カレットは天然資源に比べ溶解炉で解ける時間が短いため,省エネにもなるそうです。ほぼ完全なリサイクル。「混ぜればゴミ、分ければ資源」を実感しました。
  2つ目は、硝子びんの底を見れば、製造された工場が分かると言うことです。日本で生産された様々な色の硝子びんには、製造した工場のイニシアルが刻印されています。ご存知でしたか?ちなみに、柏洋硝子で生産された茶びんや透明びんの底には「柏洋」を表す「HY」が刻印されています。さまざまなびん底の刻印を調べ、生産された工場の場所を調べたり、柏洋硝子で生産されたびんが、運ばれていく場所を地図に整理するなど、授業の教材としての可能性も広がりました。
  説明を聞いた後,原料ストックヤードと溶解工程,成形工程を見学しました。1550℃の炉内で溶解され,真っ赤に燃える原料が,均質な硝子びんに成形される様子を間近で見学することができました。

姉妹友好都市締結を視野に ~「友好の翼」第1回事前研修会~

2015年6月9日 18時29分

  6月5日夜,夏休みに実施する大玉村海外交流事業「友好の翼」の第1回研修会が,農村環境改善センターで開催され,参加を希望した2年生16名とその保護者が出席しました。
  昨年度までの「未来への翼」と同様,国際的な感覚を持てる人材を育成する目的に加え,本年度は,訪問先の台湾の行政区と姉妹友好都市締結を視野にした友好関係づくりという大役を担っての派遣となるということで「友好の翼」に名称が変更されました。
   この日の研修では,まず,渡航までの日程の確認や主な行程についての説明を聞きました。特に,訪問先の桃園市「大竹国民中学校」での交流会の内容は,生徒達にとっても興味深い話であったようです。スポーツによる交流では,「綱引き」「ラグビー」など,本校にはない相手校で盛んに活動している部活動を体験させてもらうこと,両校にある「剣道」では日本対台湾の試合を行いたいことなどの説明がありました。その後は,パスポート申請書類の記入を行いました。(写真)ローマ字のスペルなど,一字一字間違いのないよう慎重に記入しました。なお,パスポートの受領は本人しかできないため,24日に全員で福島市にある県のパスポートセンターに出向く予定です。その後,本校において,語学と台湾の歴史を中心とした第2回の研修が予定されています。

第58回福島県中学校体育大会安達支部予選会

2015年6月9日 18時17分

  6月2日(火),3日(水)に開催された,中体連支部予選会では,剣道女子団体が優勝,野球,ソフトボール,卓球男子団体,剣道男子団体が第3位を獲得するなど,すばらしい成果を上げることができました。残念ながら,出場枠の関係で第3位でも県北大会へ参加できない競技もありますが,その思いは確実に後輩へと引き継がれたことと思います。また個人でも7名が県北予選会への出場権を獲得しました。その他の競技でも,最後まであきらめない気迫溢れるプレーが随所に見られました。


地元開催で,見事3位入賞を果たした卓球部です。会場の設営や後片付けにも協力してくれました。

PTA奉仕作業

2015年6月4日 12時40分

  5月30日,PTAの奉仕作業を実施し,普段手の及ばないところをお手伝いただきました。土曜日の朝6時という時刻にもかかわらず,たくさんの保護者の皆様方にご参集いただき感謝申し上げます。お陰様で,普段の清掃活動や教職員の頭数では到底手の届かない作業に携わっていただき,気持ちのよい環境を整備することができました。重ねて御礼申し上げます。
   今回は,機械による校庭南側の草刈り,各教室の窓ふき,東校舎前側溝の泥(落ち葉)あげ,中庭の除草作業を中心にお手伝いいただきました。段取りと手際の良い作業により,予定していた1時間以内に想定した作業を終えることができました。
   さらに,初めてプール清掃もお手伝いいただきました。教職員だけでは数時間かかる底の泥を始末する作業が,わずか15分足らずで終えることができました。また本年度見事金馬簾を受賞した 大玉村消防団にもお手伝いいただき,排水路の汚泥まで除去することができました。

マガジンラック・パンフレットスタンド寄贈

2015年6月4日 12時05分

  ~平成元年度卒業の先輩方より~ 



      マガジンラック           パンフレットスタンド

5月23日の新聞に掲載されました。マガジンラック(写真左)は昇降口に,パンフレットスタンド(写真下右)は3年教室前の廊下に設置させていただきました。ありがとうございました。

勝利を信じ、全力プレーを ~中体連選手壮行会~

2015年6月4日 11時17分

  5月29日,中体連選手激励会の際,選手達を前に次のような話をしました。
今日,私から選手の皆さんに贈る言葉はたった一つ,「Win!(勝て!)」です。皆さんは中体連大会において勝利を収めるために,歓喜の瞬間を迎えるために1年生の時から練習に汗を流してきたはずです。だからこそ,今日を含め大会までの四日間,ベストコンディションで大会当日を迎えるため,顧問の先生の指示をよく聞き,消化の良いエネルギーとなる食事など,家族にも協力してもらってください。
  しかし,勝負は非情です。勝者がいれば必ず敗者がいます。運良く勝者となった時,その時は,喜びに浸る一方で,敗者へのいたわりを忘れないでください。勝ったときこそ謙虚な姿勢で,お陰様でという気持ちで,次の試合に向け集中力を持続させなさい。では,残念ながら敗者となった時はどうでしょう。悔しくて涙が溢れるかもしれません。でも,少したって落ち着いたら,これから話すことを思い出しなさい。それは「自分たちは弱くて負けた。相手の方が力が上だった。」ということです。「力が出し切れなかった。」「あの時ミスがなければ…」「体調が悪かった。」等々,敗戦の要因はさまざまあるかもしれませんが,負けたという事実を潔く受け入れなければなりません。3年生は,高校,大学,社会人…,これからも,まだまだ勝負は続くのです。1,2年生は来年があります。込み上げてくる悔しさを感じつつ,自分の弱さと向き合うことが,次の勝負への原動力となるのです。
  でも,大会終了後,私は,皆さんのたくさんの笑顔が見たいです。最後まで粘り強く,決してあきらめることなく勝利を信じ,全力でプレーしてきてください。一チームでも多く,一人でも多く、県北大会の出場権を獲得してきてください。皆さんの健闘を心から祈っています。
  「Win!Ohtamachu!」


 「…全員が悔いの残らないすばらしいプレーをするために,感謝の心と,みんなの心を合わせていい結果を残してきましょう。」   選手代表お礼の言葉 

誇れる美しい村」新聞の投稿記事より

2015年6月4日 08時32分

 5月13日,福島民報の「みんなのコラム」に掲載された,大玉村の方が投稿された記事です。
「青空に鯉のぼりが泳ぐ姿」「安達太良山を仰ぎ,田んぼが広がる環境のよい住みよい村」などつい最近目にした日本の原風景を思わせる大玉村の様子が記事を読む人々に伝わったのではと嬉しく読ませていただきました。最後に書かれている「美しい村,住んでよかったと思える村づくりに今以上に励み,頑張ることが必要です。」84歳の大先輩からからパワーをいただきました。


 

胸を熱くした2つのエピソード ~県中体連陸上競技大会県北予選会~

2015年6月4日 08時13分

 陸上の県北大会で、私の胸を熱くした2つのエピソードを紹介します。
 1つ目は、3年男子100M準決勝のスタート地点に立った生徒のことです。11日に開催された選手壮行会の際、私から選手達に「スタート地点に立ったとき、静かに目を閉じ、拳を握ってユニフォームの胸の部分にあてなさい。そこには「大玉中」の文字が見えます。それを見て、自分は大玉中の代表としてこの場に立っていることの誇りを思い起こし力にしない。」という話をしました。…まさにスタート直前、静かに目を閉じて深呼吸をしながら拳を胸にあてた姿は、本部席にいた私からもはっきりと見て取れました。残念ながら決勝に進むことは叶いませんでしたが、「大玉プライド」を持ってレースに臨んだ彼の姿に感動しました。
 2つ目は、共通走り幅跳びで見事4位に入賞した生徒のことです。この日は絶好調で、3回目までの跳躍の結果、見事6位でベスト8に残りました。記録は5m44㎝、自己ベストの記録でした。残り3回の跳躍でこの順位をキープできれば県大会への出場が決まります。5回目を終わり、6~8位の選手の記録は変わらず、最終6回目の跳躍になりました。しかし、ここで8位の選手が5m45㎝、7位の選手が5m47㎝とたて続けに記録を伸ばし、8位に順位を落としたのです。残されたチャンスはわずか1回、自己ベストを更に上回る5m47㎝以上跳ばなければ県大会への道は閉ざされます。しかしこの時、私には、彼の表情と5回目の跳躍の雰囲気から「跳べる!」という漠然とした期待感がありました。30分ほど前、ベスト8進出が決まり、決勝の跳躍を前に他の選手が硬い表情を見せる中、彼は満面の笑顔で私の声援に応えてくれました。さらに5回目の跳躍では、惜しくもファールになりましたが「責め」の跳躍をしていたからです。運命の6回目、力強い助走と踏切の後、彼の身体が躍動しました。白旗が上がります。速報版の表示を待ちます。…「5m62㎝」4位に順位を上げ、県大会出場を決めました。プレッシャーに打ち勝ち、強い精神力と集中力で成し遂げた土壇場での逆転劇。この後に続く選手達への大きな大きな励みになりました。おめでとう、そしてありがとう。



友達の「よさ」を見つけ、楽しく学ぼう ~第1学年 学習旅行~

2015年6月3日 17時32分

 5月8日、1年生は白河・須賀川方面に学習旅行に行ってきました。テーマは ~友達の「よさ」を見つけ、楽しく学ぼう~ 
  最初の見学地は白河市にあるまほろん(福島県文化財センター白河館)です。福島県の古代や中世の歴史に関する展示物の見学とさまざまな体験活動ができる施設です。今回、生徒達が挑戦したのは「火おこし」体験です。固定する役、火種を作る役の2人1組に分かれ挑戦しました。火種作りに成功し火を付けられた組もあれば、煙は出てるもののなかなか火種ができず、火が付かずに終わってしまった組もありました。ですが、どの組も一生懸命参加し、協力し合い「火おこし」に取り組んでいました。
 次の目的地は福島空港に隣接する福島空港公園。五月晴れの空の下、班ごとに場所を決め、美味しいお弁当を食べながら、楽しい話で盛り上がりました。
  最後に向かったのは須賀川市にあるムシテックワールド(ふくしま森の科学体験センター)です。昆虫を中心とした展示物やサイエンスショーの見学とアイスクリームを作る実験を体験しました。アイスクリーム作りの実験では、4人ずつの班に分かれ指示を聞きながら作りました。塩、砂糖の分量や氷の温度を測り、科学を取り入れながらアイスクリーム作りをする楽しさを学びました。


           まほろん


       ムシテックワールド

みんなで団結 in 仙台 ~第2学年 学習旅行~

2015年6月2日 15時22分

 5月8日、2年生は仙台市内で、班別フィールドワークを中心とした学習旅行を実施しました。テーマは、~みんなで団結 in 仙台~。 実行委員長と副実行委員長を中心に4月からしおりの作成などの準備を進めてきました。
  午前9時40分、仙台駅東口に到着した一行は、班ごとに計画した予定表を手にフィールドワークをスタートしました。最初は、バス停までの道筋がわからなかったり、普段とは違う風景の中で方向感覚がうまくつかめず戸惑う班も見られましたが、少しずつ班員同士が話し合ったり、駅構内の地図を見つけて相談している姿が見られました。しばらくすると、それぞれに答えを見つけ、目的地に向かい出発していきました。また、街中でも警察の方に道を聞いたり、周遊バスの「るーぷる仙台」を利用したり、地下鉄などを駆使するなど、来年度の修学旅行の良い予行練習になったようです。
  午後2時30分、すべての班が時間までに集合場所である仙台市科学館に到着しました。生徒たちが担任の先生方の顔を見つけると同時に、緊張がほぐれ、安心からくる笑顔がたくさん見られました。また、怪我をする生徒も、はぐれる生徒もなく、スタート地点よりもちょっとだけ成長した誇らしげな表情が印象的でした。