6月22日登校時,本宮方部更生保護女性会の皆さんの「あいさつ運動」に合わせ本校教職員による,「大人のあいさつ運動」を行いました。この日は期末テストで,生徒会役員や委員会によるあいさつ運動がありません。第41号でお知らせした,生徒会長からのメッセージ「私たち中学生のあいさつを通して,この大玉村全体をあいさつ日本一にしたいと考えています。…子どもたちから大人へ,あいさつの気持ちよさ,大切さを伝えていけるように頑張っていきましょう。」を受け,大人も負けてはいられないという気持ちから実施しました。これからも,定期テストの折に実施したいと考えます。
19日,おおたま学園の可愛い後輩達(玉井小の2年生)が,本校を訪問し,校舎内を探検しました。
小さな隊員達は,本校の佐藤教頭先生を隊長として授業中の各教室や体育館,武道館などを訪れ,「中学校の秘密」に触れました。探検を終えた一行は校長室で質問タイムです。
「何教科勉強するのですか?」「生徒は何人いるのですか?」「トロフィーはいくつあるのですか?」
教頭先生が答えに窮する質問もありました。5年後の入学をお待ちしております。

6月9日(火),屋内運動場改築工事の安全祈願祭が行われました。人工芝が張られた新しい屋内運動場は,来年4月から供用が開始される予定です。冬場やグランドコンディションが悪いときの部活動の練習場所として最大限に活用させていただければと考えます。

※ 6月11日(木)福島民報に掲載
19日朝,おおたま学園の活動として,本校の校門前で小中合同のあいさつ運動を実施しました。大山小と玉井小校から合わせて7名の児童が参加し,約30分間,生徒会本部役員の生徒と一緒に登校してくる中学生に声をかけました。最初は中学生に混じって恥ずかしそうにあいさつをしていた小学生でしたが,小学生同士で並んでからは,次第に大きな声で「おはようございます。」という元気なあいさつができるようになってきました。

最後に生徒会長から参加した小学生に次のメッセージが伝えられました。

今日は,私たち生徒会と共に,あいさつ運動をしていただきありがとうございました。中学生のあいさつはどうでしたか?
私たちは「あいさつ日本一プロジェクト」を行っています。このプロジェクトは,その名のとおり,あいさつ日本一になるための活動です。あいさつ日本一になるための基準を決め,それに向かって全校生徒があいさつを行っています。たとえば「誰にでもあいさつができる生徒」「目があったらすぐにあいさつができる生徒」など,できることから活動を行っています。
しかし,このプロジェクトは,大玉中学校が日本一になるためだけで行っているわけではありません。私たち中学生のあいさつを通して,この大玉村全体をあいさつ日本一にしたいと考えています。ですから小学生の皆さんも元気のよいあいさつをして,子どもたちから大人へ,あいさつの気持ちよさ,大切さを伝えていけるように頑張っていきましょう。
今日はお疲れ様でした。
プロボクシングの東洋太平洋女子スーパーバンタム級王座決定戦8回戦が10日,東京・後楽園ホールで行われ,同級1位のモデルボクサー高野人母美選手(協栄)が同級2位のノーンブア・ルークプライアリー選手(タイ)を3―0の判定で下し,プロ9戦目で初のタイトル
を獲得しました。ジャッジ3人全員が80―71のフルマークをつける完勝でした。
高野選手といえば今年の3月4日,ボクササイズ講座開催のために本校を訪れ,今の2.3年生と一緒にボクシングを取り入れた運動で汗を流してくれた選手です。
試合後のインタビューでは「本当に夢を見ているような気持ちです。私はいい加減な人間だったけど,自分の運命を変えるのは自分次第だと思いました」と目に涙を浮かべてコメントしています。今後は防衛を重ねるとともに,更に上の世界チャンピオンのベルト獲得に向けて頑張ってほしいと思います。

NPO法人CWS JAPANの協力で本校を訪れ、当時の1,2年生にボクシングを指導する高野選手(2015.3.4)
6月12日午後,2年生は総合的な学習の時間を利用して,学校周辺の通学路の路上や道ばたのゴミを拾うボランティア活動を実施しました。軍手をはめ,右手に火ばさみ,左手にレジ袋を持った出で立ちで,1組は役場方面,2組は改善センター方面,3組は村体育館方面の通学路を分担しました。約1時間の活動でしたが15袋分の可燃ゴミや不燃ゴミを回収しました。
次年度は,おおたま学園として,たとえば両小学校の高学年の児童と一緒に,同時刻に活動することも可能ではないでしょうか。小学生が拾ってきたゴミを,中学生が分別してまとめる,子どもたちが作成した「ポイ捨て禁止」の標識を一緒に設置するなど,さまざまな共同作業の可能性が考えられます。

【アクセスホームさくら】所在地:二本松市油井
硝子工場見学を終えた一行は,バスで障害福祉サービス事業所の「アクセスホームさくら」に移動し,活動の様子を見学させていただきました。障害者の就労を支援する目的で活動しているこの事業所は,元々浪江町で活動していましたが,原発事故に伴い,避難先である二本松市で四年前から事業を再開したとのことです。勤めている人たちが自動車部品を組み立てている様子や,ラスクなどの洋菓子を製造している様子を見学しました。製造したお菓子の即売も行っていました。

見学の後,事業を再開するまでの様子をまとめた映像を視聴しました。職員の方々の熱意と多くの方々の支援により再開にこぎつけた経緯を知ることができました。最後に,所長さんから子どもたちに話していただいた「仕事をする上で大切な3つこと」を紹介します。
「あいさつ」ができるということ
「身だしなみ」が整っているということ → 正式採用されるための必要条件
「家の手伝い」がしっかりできること
【ふるさと村で昼食・体験活動】
職場見学を終えた一行は,安達ヶ原ふるさと村に移動し,ランチタイムとなりました。学校毎に思い思いの場所にシートを広げ,おいしいお弁当をいただきました。最後に,和紙を染色したオリジナル作品づくり(うちわ,万華鏡,ペン立て)に挑戦しました。

6月10日,安達支部特別支援教育部の職場見学と体験活動が行われ,本校からも5名の生徒が参加し,有意義な一日を過ごしました。活動の様子を2回に分けて紹介します。
【柏洋硝子二本松工場】所在地:二本松市長命
貸し切りバスで二本松駅を出発して約10分、最初の見学先である柏洋硝子二本松工場に到着しました。はじめに、事務所のホールに案内され,係の方からで工場の概要についての説明を聞きました。

この工場では栄養ドリンク等に使用する茶びん(150種類以上)と食料調味料等に使用する透明びん(250種類以上)を24時間365日フル稼働で生産しています。
説明の中でためになった話題をを2つ紹介します。
1つ目は、原料のリサイクルです。硝子は主に「けい灰」「ソーダ灰」「石灰」といった天然資源を原料にしているそうですが、この工場ではカレット(資源ゴミとして回収された空き瓶を、色別、キャップ等の金属類を取り除き、水洗いし細かく砕いたもの)を、約95%もの割合で,原料として使用していると言うことです。さらに,カレットは天然資源に比べ溶解炉で解ける時間が短いため,省エネにもなるそうです。ほぼ完全なリサイクル。「混ぜればゴミ、分ければ資源」を実感しました。
2つ目は、硝子びんの底を見れば、製造された工場が分かると言うことです。日本で生産された様々な色の硝子びんには、製造した工場のイニシアルが刻印されています。ご存知でしたか?ちなみに、柏洋硝子で生産された茶びんや透明びんの底には「柏洋」を表す「HY」が刻印されています。さまざまなびん底の刻印を調べ、生産された工場の場所を調べたり、柏洋硝子で生産されたびんが、運ばれていく場所を地図に整理するなど、授業の教材としての可能性も広がりました。
説明を聞いた後,原料ストックヤードと溶解工程,成形工程を見学しました。1550℃の炉内で溶解され,真っ赤に燃える原料が,均質な硝子びんに成形される様子を間近で見学することができました。