11月6日夜,15日(日)に開催される第回ふくしま駅伝に参加する本村選手団の結団式が農業改善センターで挙行されました。式では,監督,コーチ,選手が紹介された後,村長様,村議会議長様,教育長様から選手達に激励のことばがおくられました。式の締めくくりに監督ならびに主将から「昨年の記録を更新できるよう若手とベテランがチームワークを発揮し全力を尽くしたい。」と力強い決意表明がありました。
本校からは石川先生と八巻先生がコーチとして,男女合わせて12名が選手として参加します。

11月3日,第27回目となるあだたら健康マラソン大会が開催され,本校からも大玉村の駅伝チームの一員として,あるいは部活動単位による練習の一環として多くの生徒が参加し,気持ちの良い汗を流しました。(本校教職員も7名参加しました。)
大会前日が荒天であったこともあり,コンディションが心配されましたが,当日は時折日が射し,風も比較的穏やかなロードレース日和となりました。下は6歳からら最高齢は75歳まで,思い思いのペースで稲刈りの終わったたんぼ道を巡る周回コースを駆け抜けました。参加者にとって,レース後の豚汁とおにぎりは最高のご馳走でした。

1,2年生は部活動の練習を兼ねて参加しました。各部の顧問は,スタート前の部員に積極的に声をかけ激励しました。
10月31日,農業改善センターで大玉村文化祭の開会式が開催されました。開会式のあとに行われた音楽発表では,本校吹奏楽部がオープニングを飾る演奏を披露しました。
「Dragon Night(SEKAI NO OWARI)」「愛唄(GReeeeN)」「R.Y.U.S.E.I(3代目 j Soul Brothers)」とあだたら祭でも披露した楽曲を演奏した後,須田先生から最後の曲である「海峡をわたる風(福島弘和)」の紹介がありました。
「この曲は,苦悩に満ちたようなフレーズから始まり,やがで荒々しく激しい曲想に変わり,最後に喜びの瞬間を迎えます。今思えば,最初は悩みながらも,毎日の厳しい練習を積み重ね,最後に県大会で金賞を獲得した3年生の足跡を表現した曲のように感じています。この曲を全員で演奏するのは最後となります。今まで応援していただいたすべての皆様方に感謝の気持ちを込めて演奏します。」
演奏終了後,ほぼ満員となった多目的ホールの観客から万雷の拍手が贈られるとともに,アンコールを促す拍手が続きました。これは,うれしい誤算だったようで,あわてて楽譜を準備し,あだたら祭のテーマ曲だった「ヒカレ」を演奏しました。

10月31日,福島市国体記念体育館を会場に,県中学生新人卓球大会県北地区予選会
が開催され,安達地区の代表として,本校男子卓球部が団体戦に挑みました。予選リーグを2勝1敗の2位で決勝トーナメントに進み,県大会の出場権をかけて福島地区代表の清水中と対戦しましたが惜敗,その後の5位決定戦でも北信中に敗れ,残念ながら目標とした県大会への出場は果たせませんでした。しかし,目標まで,あと一歩の所までこぎ着けた今回の経験を,「明日への敗戦」として,これからの練習のバネにしてほしいと思います。
10月30日午後,おおたま学園学力向上委員会の授業研究会が開催され,3年3組の英語の授業を本校教職員全員で参観しました。また,教育委員会から佐藤教育長と藤原指導主事,大山・玉井両小学校の先生方にも参加いただきました。
授業では後藤先生とALTのデイビット先生の会話を参考に,自分と同じ意見や反対意見の発表を聞き,その良さを英語で表現することをねらいとして展開されました。ユーモラスに構成された後藤先生とデイビット先生の会話の「笑いのツボ」を聞き取り,爆笑する生徒の様子を見て,普段の授業においても抵抗感なく英会話に親しみ,楽しく授業に取り組んでいる雰囲気がうかがえました。また,班活動においては,積極的に自分の考えを英語で表現する姿を参観することができました。事後に行われた研究協議では,さらによい授業とするための教師の働きかけ等について活発な意見交換を行いました。席上,多くの先生から,教師と生徒との信頼関係のうえに成立していた授業であったとの感想をいただくことができました。

英語 3-3 研究授業
10月29日午後,生徒会,後期専門委員会・学級役員の任命式が行われ,新役員に任命書を手渡しました。全校生に対し私から以下の話をしました。
ただいま任命書を手にした生徒会,専門委員会,そして各学級の役員にお話しをします。この任命書は,一枚の紙切れですが,その重みをしっかりと感じて,それぞれの責任を全うしてください。生徒会や専門委員会の役員には全校生の,学級役員にはクラスメートの期待はもちろん,役員全員には,私を含めたすべての先生方の期待が込められているということを常に意識して行動しなければなりません。任命式にあたり,私から皆さんに送るキーワードは「レベルアップ」です。先輩達の活動を踏襲するのみならず,一歩進んだ取り組みに挑戦し,各学級が,各学年が,そして大玉中学校全体が一ランク上の学校に進化できるよう新しい風を起こしてほしいと思います。
次に,役員以外のすべての生徒にお話しをします。皆さんに贈るキーワードは「バックアップ」です。皆さんが選んだ,または承認した役員です。全面的に応援しなければなりません。よりよい活動ができるよう支えてあげてください。しかし,皆さんは監視役としての役目も果たさなければなりません。学級役員が,生徒会役員が十分にその責任を果たしていない場合には,遠慮することなく,時には厳しく意見を伝えなければなりません。
「レベルアップ」と「バックアップ」。この両輪がうまく機能し合い,大玉中学校の生徒会活動がさらに充実することを願って,任命式にあたっての私の話を終わります。
10月28日午後,学校保健委員会が開催されました。近年多様化,深刻化する子どもの健康問題の解決のため「学校」「家庭」「地域社会」が連携し,必要な知識や技能を持った専門家の協力を得ながら,解決のための対応策等を研究協議することを目的としています。
今回は,養護教諭や保健主事・学年主任を中心とする教職員の代表7名に加え,PTAの代表として武田PTA会長さんと角田厚生副委員長さん,関係機関代表として村健康福祉課の菊地さん,指導助言者として学校医の吉田先生,学校薬剤師の遠藤先生に参加いただきました。
最初に,養護教諭から本校生との定期健康診断の結果と生活習慣アンケートの結果の報告がありました。質疑の後,本校が抱える健康問題の中で「肥満」に焦点を当て,原因と対策(防止策)に関するグループ協議を実施しました。
各班から出された意見を集約すると,肥満の原因としては「食生活や家族の生活スタイルの変化」「運動不足」「食に関する知識の不足」「生活習慣」などが指摘されました。その対策としては,幼稚園や小学校から取り組むべきもの,両親のみならず,祖父母の理解を必要とするもの,学校の授業や部活動で取り組む必要があるもの,村の健康福祉課などと連携して実施すべきものなど,様々な意見が出され,大変充実した協議となりました。早期に実現が可能な対策や防止策につきましては,本年度中にも検討していきたいと考えます。
表に示したとおり,肥満は本校の喫緊の課題です。学校保健委員会では,まずは家族全員で「肥満度」を算出し,必要があれば早期に対策を取ることを提案いたします。

◎肥満傾向児とは,肥満度が20%以上のものである。 肥満度=[実測体重(kg)-身長別標準体重(kg)/身長別標準体重(kg)×100(%)]
10月27日午後,6年生の中学校見学が開催され,来年度本校に入学予定の大山小・玉井小の6年生75名が来校しました。
最初はクラスごとに,国語,理科,英語,美術の授業を参観し,その後,体育館で全体説明会を行いました。席上私から,入学までの6ヶ月間に身に付けてきてほしいこととして「学力」「あいさつ,返事,くつそろえなどの基本的生活習慣」「体力」の3つをお話ししました。その後,各学年の代表生徒から中学校生活についての説明を聞きました。
最後は,この日一番楽しみにしていた部活動見学です。学校だよりに連載中の「新部活動紹介」を元に編集した「部活動ガイドブック2015」を手にした6年生は,思い思いの部活動に出向き活動の様子を見学したり顧問や中学生の話に耳を傾けていました。普段は険しい表情を浮かべ厳しい口調で指導にあたっている部活動顧問ですが,来年の「金の卵」を前にしてはさすがにそうも行かず,終始笑顔と優しい口調で部活動のPRに余念がありませんでした。


授業参観 部活動見学