避難訓練(防犯)
2021年10月23日 11時39分「幼稚園に不審者が侵入」という想定で、避難訓練を行いました。
全園児が園庭で遊んでいると、駐在所の方が不審者役になり、駐車場から近づいてきます。
先生が「なにかご用ですか?」と、声をかけると不審な動きをすることに気づき、ホイッスルを吹き、他の先生や、園児に知らせます。
子どもたちは、先生の指示に従って、遊んでいる近くの玄関から、中に避難します。
先生たちは、子どもたちを遊戯室に誘導し、居残り園児はいないか、確認します。
不審者(駐在さん)は、入り口近くのスロープから入り込み、近くにいた園児に手を伸ばそうとしたので、ほうきを持った職員と、さすまたを持ってきた職員で不審者対応をしました。
フェンスに追い詰め、確保!
園内では、子どもたちを遊戯室に全員避難させ、人数確認。
遊戯室と廊下をシャッターで閉めます。
小学校に応援の電話をする先生、警察署に通報する先生と訓練を同時にしました。
遊戯室では、本宮警察署生活安全課の方、村の駐在所からはお二人のおまわりさんが、子どもたちに大切なお話をしてくれました。
「いかのおすし」の再確認をしました。
いか・・・知らない人についていかない。
の ・・・知らない人の車にのらない。
お ・・・大声を出す。
す ・・・すぐに逃げる。
し ・・・知らせる。
玉井幼稚園の子どもたちは、しっかり覚えていました。
その後、「こんな時はどうすればいいかな?」と駐在所のおまわりさんが、また不審者役に変身して、代表のお友達がみんなの前で練習しました。
「お買い物をしている、お菓子を買ってあげるよ」と言われたら・・・
「お母さんの友達なんだ。お母さんに頼まれたんだよ。一緒に車に乗っていこう。」と言われたら・・・
「かわいいね。写真撮らせて。お菓子をあげるよ。」と言われたら・・・・
代表のお友達は「いやだ!」と大きな声で言って、後ずさりをして、すぐ逃げることができました。
おまわりさんから、声をかけられたら、手をつかまれないように後ずさりをして距離をとり、逃げることが大切と教えていただきました。
また、勇気をもって「いやだ!」「助けて!」と大声で言うことも大切です。みんなで大きな声で言う練習もしました。
命を守るために大切なことを教えていただきました。
ありがとうございました!
ぜひ、ご家庭でも折にふれ、命を守るためのお話をしてあげてくださいね。
幼稚園でも、日々の安全に気を付け、保育にあたっていきたいと思います。