こんなことがありました!

おとまり会(年長組)

   15日(金)から16日(土)にかけて、PTA主催による『おとまり会』が改善センターを会場に行われました。年長組希望者、42名が参加しました。
   受付時間になると、保護者と一緒に荷物を手に期待と不安な気持ちを持って、集まってきました。友達の姿を見て、安心する子、保護者と離れ難い子など様々でしたが、いよいよ『おとまり会』が  始まりました。
   開会式では、お手伝いのお父さん、お母さん方に元気に『お願いします!』のあいさつをすることが出来ました。
   最初の活動は、おやつ作り。お手伝いのお母さんたちと一緒にチョコバナナ作りに挑戦しました。チョコをつけたバナナにチョコスプレーをトッピング。みんなが出来るまでの待ち時間、皿にこぼれたチョコスプレーをそっと口に運んで、味見。早く食べたくて仕方のない様子でした。自分で作ったおやつは、よほどおいしかったらしく、口の周りにはチョコいっぱい!!最後には、皿にくっついたチョコまできれいになめていました。絵文字:笑顔
   
   おやつの後は、夕食の準備です。今夜のメニューは定番の『カレー』です。材料の野菜をみんなで切って準備のお手伝いをしました。お手伝いのお母さん方に手伝ってもらいながら、上手に挑戦できました。先日のカレーパーティーで、予行練習済みの年長さんでした。
   カレーが出来るまでの間、おとまり会の記念のDVDを入れるための『ケース作り』をしました。スパンコールやマスキングテープ、折り紙などを利用して、思い思いの飾りをケースにつけていました。味のある世界でたった一つのケースができあがりました。中身のDVDは、後日配付されます。楽しみにしていてくださいね。
   
    工作の後は、『◯✕クイズ』を楽しみました。出題される問題に、子どもたちなりに頭をひねり、答えていました。正解が発表される度に飛び跳ねて喜ぶ姿、がっかりする姿、一喜一憂しながら楽しむことが出来ました。
   楽しんでいると、カレーのいい臭いが・・・。ようやく、夕食の時間となりました。何杯もおかわりするお友達もいました。キュウリの漬け物もとてもおいしかったです。
   
   夕食の後は、改善センターの園内探検です。グループごとに『質問の部屋』『バランスの部屋』『迷路の部屋』を回り、グループの友達と力を合わせて課題に挑戦していました。見事、課題をクリアすることが出来ると、花火のプレゼントがありました。
   
   その花火で、花火大会をしました。お手伝いのお父さん、お母さんに手伝ってもらいながら、手持ち花火を楽しみました。最後はお父さん方による打ち上げ花火を見ました。『うわー、きれい!!』『すごい!!』と素直に感動の言葉を出していました。1日目のプラグラムはこれで終了!!部屋の戻って、就寝の準備になりました。
   自分の大きな布団袋を運び、気の合う友達と隣同士に布団を敷き、うれしそうに準備を進めていました。
   
    歯みがきや洗顔、パジャマへの着替えなど、全部、自分の力で行っていました。お父さん、お母さん方にはお湯でぬらしたタオルできれいに体を拭いていただき、さっぱりさせてもらいました。また、就寝前にお手伝いのお母さんに絵本の読み聞かせをしていただき、落ち着いた気持ちで、就寝準備が出来ました。
   
   就寝前には、『なんだか、お家のことが心配になってきた。』『お母さんに会いたくなった。』『寂しくなっちゃった。』と不安になるお友達もいました。それに対して、『大丈夫だよ。眠ると夢の中でお母さんに会えると思うから。』と慰めの言葉をかけてくれるお友達も・・・とても、ほっこりする言葉でした。
   夜の10時には、気持ちの良い寝息があちこちから聞こえてきました。きっと、家族の夢を見ていたことでしょう。   
   
   2日目の朝には、すっきりと目覚めていました。就寝前は、ちょっぴり不安そうだったお友達も『もう朝?まだ、夜?』とあっという間に朝を迎えたことに、ちょっぴりうれしそうでした。
   朝の身支度を終えると、ラジオ体操代わりに『妖怪ウオッチ』と『ジュウオウジャー』の体操を楽しみました。朝食もしっかり食べることが出来ました。
   
   最後のお楽しみは、シャボン玉遊びとドッジボールでした。
   楽しい時間はあっという間に過ぎていました。最後におやつのアイスを食べて、おとまり会のプログラムは終了となりました。
   
   迎えに来てくれたお家の人の姿を見て、とてもうれしそうな笑顔を見せていた子どもたちでした。お家の人にとっては、とても自信に満ちて輝いていた笑顔だったのではないでしょうか?
   一晩ではありましたが、1人で頑張ることができた経験は、子どもたちにとって大きな自信となったことと思います。帰るときには、荷物を持ってあげようとするお家の人の手を振り払い、大きな布団袋も自分で持ち帰る男の子の姿が見られ、頼もしく感じました。
  『やってみたら出来た!』こうした経験の積み重ねが子どもたちを大きくしていくことを改めて感じました。『小さいから出来ない、かわいそう』ではなく、子どもたちの出来る力を信じ、『自分で出来ることは自分で。』を実践できるように、後ろから後押ししていただければと思います。それで失敗しても頑張ろうとした姿を大いに褒めてあげてください。
   この2日間、PTA役員の皆様をはじめ、お手伝いの保護者の皆さん、子どもたちの安心・安全・楽しい活動のためにありがとうございました。おかげさまで子どもたちも貴重な体験が出来たことと思います。本当にありがとうございました。お疲れ様でした。