年長組と5年生の交流会
玉井小学校の5年生に、年長組さんが手紙を届けに行きました。
「運動会の時に、鉄棒ととび箱をやります。上手なやり方を教えてください。」
子ども達のお願いを、すぐに5年生が叶えてくれました!
2日間にわけて、小学校の休み時間に、幼稚園に来てくれました。
1日目は戸外で教えてもらいました。5年生は、タブレットにとび箱の上手な跳び方の動画をとってきて、見せてくれました。
また、お手本も見せてくれました。
さあ、チャレンジです!
「手は、前の方につくといいよ。」お姉さんがアドバイスをしてくれました。
2日目は天気が悪く、遊戯室で行いました。5年生が4つのグループにわかれ、教えてくれました。
動画やお手本を見せてくれたり、「手は前につくんだよ。」「1・2・3でジャンプしてね。」
など、丁寧に教えてくれたお兄さん、お姉さんたち。
そのおかげで、ほんの20分くらいの間に、コツをつかんでとび箱や鉄棒ができるようになった子もいました!
「やった!できた!」と飛び上がって喜ぶお友達!すると「もう1回やる!」と挑戦していました。
お兄さん、お姉さんはたくさん拍手をおくってくれました。
5年生の見せてくれた逆上がりに刺激を受け、挑戦する子も!その時の意欲にあふれた、生き生きとした瞳が印象的でした。
5年生のみなさん、ありがとうございました!
教えていただいたことを忘れないで、また頑張ります!
大玉村では、幼小交流活動を大切にしています。
幼小の先生で打ち合わせを行い、子ども達の興味関心から、意欲を引き出し、行動にうつせるようにします。(例:幼稚園から、教えてほしいことなどの手紙を届けるなど)
小学校では、それを受けて「わかるように教えてあげるにはどうしたらいいかな。」など、具体的に活動や学習を深めていきます。(例:動画をとろう。どう説明すればいいかな。グループで考えよう)
実際の交流の場で、「年長組さんに教えたら、わかってくれた」「できるようになってくれた。」
「教えてもらったらできた!」「うれしい」「また、やってみよう」など自己肯定感や自己有用感が高まります。
そして、次への主体的な活動につながていきます。
小学校、幼稚園それぞれにこの交流活動を通し、「人とかかわる力」「思いやりの心」も育っていくように願っています。
福島県安達郡大玉村玉井字大壇47-1
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