玉っ子ニュース

「浮いて待て」(6年生)

 今日はプール学習の最終日です。6年生は、いざというときの対処法である「着衣泳」を実施しました。もちろん、講師はいつもお世話になっている武田先生です。武田先生は各地で講師を務められているスペシャリストです。

 はじめに、川・海・湖など水の近くには、一人、または子どもだけでは近づかないこと、行く場合は大人と一緒に行くことやライフジャケット等の救命道具を持参することなどのお話がありました。

 着衣泳(万が一の水難事故)の合い言葉は「浮いて待て」です。泳ごうとしたり、必要以上に動こうとするとどんどん沈んでしまうことがあります。また、体力の消耗が予想以上に激しいです。浮くことを最優先に考え、救助を待ちます。また、身の回りには「水に浮くもの」がたくさんあります。いざというときに活用できればいいですね。

 そして、いよいよ体験です。まずはシャワーから。

 「重~い!」水を含んだ衣服の重さを実感しました。

 そして、実際に動いてみます。なかなか思うように動くことはできません。

 続いて、ペットボトルで浮いてみます。決して簡単ではありません。ペットボトルの位置、頭の向き・角度などコツが必要です。

 最後は、何も使わないで浮きます。肺にためた空気が浮き輪代わりです。手を広げてバランスをとり、浮力を得ます。やはり、「浮き続ける」のは難しいです・・・・。

 最後に「3分間チャレンジ」。10名程度の児童が3分達成しました。

 毎年、全国各地で痛ましい水難事故が発生しています。「一人・子どもだけではでは決して水場に近づかない」「必ず大人と一緒に楽しむ」ことを守り、安全に生活していきましょう。