第4学年 歩こう会(いぐね見学~座禅体験)
2016年5月2日 20時35分今日玉井小学校では,学校全体で「歩こう会」が行われました。
第4学年は,まず,大玉村の生活に古くから関わりのある「いぐね」を探しに村民グラウンドまででかけました。
ところでみなさんいぐねって知ってますか?
いぐねとは,家を強い風から守るために植えられた木々のことです。
当たり前のようにあった家の裏の木々がそんな役割を果たしていたなんて,子どもたちは驚いていました。
村にたくさんあるいぐねを見た後は,玉泉寺の和尚様からいぐねのお話をいただき、さらに、座禅体験をさせていただきました。
和尚様は,いぐねは他にもいろいろな役割を果たしていることを教えてくださいました。
一つは,木を切って家の柱や屋根,はしごといった,木材として活用していたということ。
もう一つは,木の葉をかまどや焚き風呂の火をおこすための燃料として活用していたということです。
そして,座禅体験では、座禅をするということは,①姿勢を整えること。②呼吸を整えること。③心を整えること。と、お話しくださいました。
子どもたちはいざ始まると,「たたかれるのではないか」「足が痛くて動いてしまう」と我慢を耐えるのに必死でした。
終わった後の感想を聞くと,「心が落ち着いた。おだやかな気持ちになった」「家でも心を整えたい」と、とてもよい体験になったようです。
毎月第1日曜日の朝6時から無料で座禅会をやっているようなので,ご家族でぜひ体験してみてください。