玉っ子ニュース

創立147周年記念行事を行いました。

 1月23日は玉井小学校の創立記念日です。1日早いですが、本日1月22日(金)に創立記念行事を行いました。

 創立記念行事には、玉井小PTA会長OB会の菊地会長様にお越しいただき、「今の子ども達に期待すること」ととして、以下のお話をいただきました。

 みなさん、こんにちは。玉井小学校PTA会長OB会長の菊地です。

 学校創立147年大変おめでとうございます。私も今から約50年前の卒業生です。今コロナ禍の中で、みなさんはいろいろとがまんしていることがたくさんあると思いますが、何とかもう少しがんばっていきましょう。

 今日は「みなさんへ期待すること」をお話しくださいと案内をいただきましたが、みなさんに知ってもらいたいことを少しだけお話しします。

 みなさんは「食品ロス」という言葉を知っていますか。もう勉強した学年もあると思います。今日は、この言葉だけでもいいですから覚えて帰ってください。「食品ロス」は、みなさんにも身近な問題の一つです。

 「食品ロス」とは、売れ残りや食べ残しなど、本当は食べられるのに捨ててしまうことです。5年前の統計ですが、日本における「食品ロス」は、年間643万トンだそうです。これは年間ですが、1日にすると1万7,600トンです。まだ、想像できませんね。大型トラックで7万1,770台分に相当するそうです。日本では、これが毎日捨てられているのです。

 そんな中、世界の人口比では、9人に1人が満足に食べることができず栄養不足の状態なのだそうです。何か変ですね。みなさんは、どう考えますか。

 みなさん一人一人が、よく見て、よく考えて、これから行動していってください。

 もう少しで節分です。今、定番になりました「恵方巻」ですが、これも大量に捨てられて大問題になりました。今は、作る側もそれを買う側も考え始めています。

 「食品ロス」、今日はこれだけでも覚えて帰ってください。ありがとうございました。

 また、教頭からは、玉井小は歴史と伝統のあるすばらしい学校であり、これからも歴史と伝統を守ってすばらしい学校にしていきましょうと、以下のとおり話しました。

 まず、創立記念日のお祝いにみなさんの先輩で、PTA会長OB会の会長である菊地様からお話をいただきました。お忙しい中、本当に、ありがとうございました。

 明日「1月23日」は、玉井小学校の誕生日です。「創立記念日」と言います。今から147年前の明治7年1月23日に学校ができました。玉井小学校は明日で「147歳」になります。

 最初は相応寺をお借りして、学校がスタートしたそうです。その後、東尋常小学校と西尋常小学校の二つに分かれ、明治29年に今の学校がある場所に玉井小学校が建てられました。

 147歳の、この玉井小学校を卒業した人は、約11,000人です。この数字は、相応寺で学校をやっていた頃の人数は入っていませんから、実際はもっとたくさんの卒業生がいます。

 みなさんの玉井小学校は、すごく長い「歴史と伝統」のある素晴らしい学校なのです。これからも、玉井小学校の「歴史と伝統」を守って、さらに立派な学校にしていきましょう。

 「歴史と伝統」を守るというのは、簡単に言うと、「先輩のいいところをまねし、自分もできるようにする」と言うことです。もっとわかりやすく言うと、「6年生のまねをして、6年生のようにできるようになる」と言うことです。雪の日も夏の暑い日も、6年生は、みなさんの先頭に立ち、学校までの登校の安全を守ってくれています。また、おそうじも教えてくれます。ボランティア活動もよくやってくれます。運動も勉強も素直に、一生懸命取り組んでいます。そして、やさしく遊んでくれます。

 みなさんが、素晴らしい6年生の行動をまねすることが、玉井小学校の「歴史と伝統」を守り、引き継ぐということです。3月には6年生は卒業してしまいます。それまでに、6年生からしっかり教わっておきましょう。

 今日は、玉井小学校の創立記念日「明治7年1月23日」を覚えて帰りましょう。

 PTAからは、紅白のおまんじゅうもいただいています。家に帰って、創立記念日のことを家族にお話ししてください。そして、感謝しておまんじゅうをいただきましょう。(文責:校長小林、教頭代読)

 最後に、PTAからのお祝いとして、紅白まんじゅうを菊地OB会長様からいただきました。

 

 創立記念日は明日ですが、本日、全校児童が持ち帰ったおまんじゅうを食べながら創立をお祝いするとともに、家族の皆様の子どものころのお話などもしていただければ幸いです。