これは、どうなるのかな? ~光を使っての遊び~
2025年8月28日 17時57分年中組さんが、廃材製作をしていて、不思議なことに気づきました。
プラスチックの容器に油性ペンで色を染めて・・
光があたると、きれいな色がうつることに気づきました。
「うつってる!?」
「先生、おひさまの光じゃなくて、夜みたいにして光らせてみたい」
「そっか・・・。じゃ、夜みたいにできるかな?」
そこで先生は、遊戯室のカーテンを閉めて、暗くして・・・「OHP」という光を
あてる機械をもってきて・・・
「さあ、どうなるかな?」
「うわ!うつった!」「きれい!」
「すごい・・」
様子を見ていたお友達。「やってみたい!」と仲間が増えてきました。
「こうすると、どうなるのかな?」実験です。
「もっと大きくうつしたい!」「じゃあ、ここはどうかな?」
今度はもっと大きく映すために、ステージの壁に映し出してみます。
「すごい!」「きれい!」
「自分で作ったものをもっと映してみたい人、いるかな?」と先生。
「やってみたい!」
4歳のお友達のわくわくが広がります。そして・・・
また、次の日。
今日は、年中組の廊下の壁に映し出すコーナーができました。
「すごーい!」
「さっき作ったの、持ってくる!」と、次々に実験が始まりました。
機械の上ではなく、光が当たる壁でも映ることに気付く子。
「光を通す材料」と「光を通さない材料」にも気付く子。
気が付いたことを周りのお友達に教えてあげる子。
感動を言葉にし、友達と共有する子。
子ども達が気づいて始めた遊びが何日も続き、その中でたくさん試したり工夫したり
発見したり・・の体験をしていました。
「幼児期の終わりにまで育ってほしい10の姿」もたくさんつながっています。
そして、それが小学校の生活科や理科にもつながっていきます。