大玉中学校日記

鉛筆 性に関する講話【2学年】

 3月15日(木)土川内科産婦人科の土川直樹先生を講師にお迎えして、2年生を対象にした「性に関する講話」を行いました。生徒たちは、性感染症や望まない妊娠を防ぐために安易な性交を行わないこと、男女交際においては時間をかけて相手を知り、欲望のおもむくままに行動しないこと、将来パートナーをもったときには、何か症状があればパートナーとともに必要な受診を行うこと(自分に症状がなくても感染している可能性があることを理解すること)、SNS利用によって起こる身体への影響等について学びました。

《生徒の感想から》

◇講話を聞いて改めて「自分の体、命は自分で守ろう」という実感がわきました。今日のお話は今の自分たちには直接関係ないと思っていても数年後の自分たちを考えてみると、様々な正しい知識を知るのは大切だと思いました。また、携帯でのトラブルを防いで“健康な体”でいたいです。

◇自分の人生を悔いのないものにするためにも、とても考えさせられる話でした。自分の身を守るためにも、正しい知識と行動は大事なのだと改めて感じました。病気にかかったとき、困ったり苦しんだりするのは自分だということを忘れないようにします。

 

※過去、福島県の10代の人工妊娠中絶率が非常に高かった時期があり、県内で様々な取り組みが行われました。その後、福島県の人工妊娠中絶率は上のグラフのとおり下がってきてはいるものの、福島県内の梅毒感染者数が全国と比べ急増していることなどもあり、子どもたちに性に関する正しい知識を教えていかなければならないと感じています。保健室でも引き続き保健指導をすすめてまいりますので、ご家庭でのご指導もよろしくお願いいたします。(保健室 清水)