大玉中学校日記

音楽 初心

 《初心忘るべからず》とは、およそ600年前、能を大成した世阿弥が『花鏡(かきょう)』という伝書に書き残した言葉です。もちろん「はじめの志を忘れてはならない」「はじめた頃の謙虚で真剣な気持ちを持ち続けていかなければならない」というような意味ですが、世阿弥は「人生の中にいくつもの初心がある」とも述べています。若い時の初心、人生の時々の初心、そして老後の初心。これまで経験したことがないことに対しても、自分の未熟さを受け入れながら、新しいことに挑戦していかなければならない…。生徒のみなさんの瑞々しい感性に触れ、私も2018年、チャレンジしよう!と心新たにしました。


※2年2組

※1年3組