大玉中学校日記

京都の「おばんざい」を食す サプライズ交流も~修学旅行記Part2~

 【4月14日(火)その弐 京料理に舌つづみ】  
 旅の楽しみのその土地の名物を食すること。修学旅行の初日は京都の食文化の一端を体験しました。
 昼食は清水坂にある「清水順正おかべ屋」で、豆腐や生麩を使った煮物、京漬け物などが盛られた京風弁当をいただきました。早朝の出発で、時刻も午後一時過ぎとなったため、「空腹は最大のご馳走」とばかり、多くの生徒が上品に味付けされた炊き込みご飯をおかわりしていました。
 すべての見学を終え、ホテルにチェックインする前に、京都駅近くの「きょうと和み館」で夕食となりました。京都御所や金閣の見学で雨に見舞われ、体の冷えた一行にとってメイン料理の「鶏肉と九条ネギの京風すき焼き」や「京風茶碗蒸し」はとてもありがたい献立でした。すき焼きの割り下は思ったより濃い味付けで、ご飯にのせ、卵をかけておいしくいただきました。夕食会場では、すてきなサプライズがありました。同じフロアで一緒になったいわき市立赤井中学校の生徒と本校生が、「ごちそうさま」のあいさつの時に、互いに拍手でエールの交換を行ったのです。誰とはなく笑顔が溢れ、和やかな時間と空間を共有することができました。


昼食の京風弁当。いろとりどりのおばんざいが玉手箱のように盛りつけられていました。


 京都御所の見学はあいにくの雨に見舞われました。格式を重んじる皇室のしきたりを学びました。


  夕食のお膳です。京風だし巻きき卵の薄い味付けとすき焼きの濃いめの味付けが対照的でした。