大玉中学校日記

基本的な生活習慣の確立と体力の向上 保護者アンケートの考察 Part3

  学校教育に関するアンケート」の集計結果と考察,Part3は「健康・安全面」です。

 質問項目及び集計結果は以下の通りです。

  Ⅰ 子どもは,「早寝・早起き・朝ご飯」をはじめとする基本 的生活習慣が身に付いている。
  Ⅱ 子どもは,進んで身体を動かしている。
  Ⅲ 子どもは,安全な生活をしようと心がけている。
  Ⅳ 学校は,子どもの安全確保に努力している。



「健康面」に関する2項目に関しては,本校が抱える問題を反映する結果となりました。の「早寝・早起き・朝ご飯をはじめとする基本的生活習慣」に関しては,十分に満足している保護者の割合は,1/3にとどまっています。全国学力・学習状況調査から,本校生の朝食摂取率は全国平均並の数値が出ていることを考えると,「早寝」の部分に課題があると考えられます。以前,第24~26号で紹介した「メディアと子どもの健康」の記事を今一度家族で読み返していただければと思います。の「進んで運動」に関しては,約2割の保護者が,十分ではないと感じています。これからの季節,部活動終了後の車によるお迎えは,安全面を考慮するとありがたいことと感謝申し上げる次第でありますが,下校時刻が早く日が高い時間帯や,朝,時間的に余裕がある場合などは,可能な限り自力の登下校を継続させたいと考えております。部活動がない3年生はなおさらです。全国的にもワースト3内に位置する福島県の児童生徒の肥満率,その数値よりも悪い本校の現状をご理解いただきたいと思います。

  の安全に関する子どもの意識と学校の安全に対する取り組みに関しては,いずれも高い評価となりました。特に,毎朝学校周辺で行っている教職員による交通指導に関しては,保護者のみならず地域の方々からも感謝の言葉が寄せられています。安全担当の教員のみならず,学年主任,事務の吉田さん,用務員の斎藤さんまでが毎朝自主的に,校門前に立って指導に当たっています。校長として本当に頭が下がる思いでおります。しかし,広範囲にわたる学区内では我々が目の届かない危険箇所がたくさんあります。今後も,保護者の皆様をはじめ関係団体等との協力を得ながら,「事故ゼロ」への取り組みを継続していきます。