大玉中学校日記

第27回ふくしま駅伝~本校生が8区間の襷をつなぐ力走~

 15日,第27回市町村対抗福島県縦断駅伝競走大会(ふくしま駅伝)が開催されました,大玉中生は,16区間中8区間を担当し,チームの原動力として活躍しました。
  スタート地点である白河の陸上競技場はあいにくの雨空。冷たい雨の中7時40分にスタートのピストルが鳴りました。1区は女子のエース区間。高校や大学の陸上部で活躍する選手が集う中,渡邉聖羅さん(3-1)は自分のペースを崩すことなくしっかりと2区の選手に襷をつなぎました。その後,3区の朝倉樹くん(2-1)は5.8㎞,5区の渡邊拓磨くんは6.7㎞,7区の後藤雅治くん(3-3)は5.2㎞と,中学生の大会では経験したことのない長丁場を見事に走り抜きました。多くのチームが一斉スタートとなった,各市町村のナンバー1中学生が集う8区は,渡邊央也くん(3-1)が担当しました。レースの後半戦は,9区を佐久間梨奈さん(2-2),11区を福冨涼香さん(3-1),15区を和田沙樹さん(2-1)と,すべての女子区間を大玉中生が担当しました。特に,大玉村内を力走した福冨涼香さんへは,ひときわ大きな声援が送られました。イイジマの中継所では,早朝から競技役員として,バレーボール部員と陸上競技部員が大会の運営を陰で支えてくれました。
   12時40分,押山村長をはじめとする大玉村の応援団が待ち受ける福島県庁のゴールゲートを,監督を兼務する大玉村のアンカー伊藤秋義選手が駆け抜けました。記録は5時間58分58秒,総合順位は第47位,村の部第8位という結果でした。昨年の記録にはおよびませんでしたが,初出場の中学生主体のチームにとっては,新たな目標を実感できた来年以降につながる大会となったのではないでしょうか。選手として参加した生徒達には,今まで経験したことのなかったスタート前の緊張感と,襷渡しを終えたあとの達成感を財産として,今後の競技人生に生かしてほしいと思います。選手を含め,一緒に切磋琢磨し,当日はサポート役として応援してくれた官野優哉くん(3-1),髙橋邑弥くん(3-3),中根みなみさん(3-1),伊藤恵里奈さん(3-2),伊藤結希乃さん(3-3),國分咲衣さん(3-3)にも改めて感謝と御礼の気持ちを贈ります。来年はぜひ,選手を目指しチームに戻ってきてほしいと思います。
  当日,私は,武田体育協会長さんや佐藤教育長さんの車に同乗させていただき,スタートの白河市からゴールの福島市まで,中継所でスタート前の選手の応援をさせていただきました。中継所や沿道では,本校の教職員や生徒はもとより,多くの大玉村の人たちが応援に訪れている姿を目にしました。「オール大玉」を実感することができた素敵な一日となりました。

 
                         緊張感                                                             達成感


                                    「オール大玉」で来年度の飛躍を誓う!