感染症について(水痘)

 現在,大山小学校ではインフルエンザA型,インフルエンザB型,水痘,溶連菌感染症になっている児童がおります。(毎日の状況は「保健室」のページでお知らせしています。)縦割り清掃を学級清掃にしたり,集会を放送で行ったりするなどして対応しています。
 今回は,水痘についてお知らせしますので,参考にしていただければと思います。

 紅斑,丘疹,水疱,膿疱,かさぶたの順に進んでいく発疹が出ます。体と首の辺りから顔に出やすく,痒みや痛みがあることもあります。まれに,脳炎やアスピリンを使うことによってライ症候群にもなる場合や,白血病や免疫を抑える治療としている場合では重症化して死亡することもあります(自己判断で解熱剤を使うのは避けましょう。)。また,妊婦さんが感染すると,赤ちゃんにが先天性水痘症候群になったり,死亡してしまったりすることがあります。
 空気感染し,インフルエンザよりもずっと感染性が強く,すれ違っただけでうつることもあると言われています。患者との接触後,72時間以内であれば,ワクチンの接種で発症の阻止,または症状の軽減が期待できます。
 なお,平成26年10月からは1~2歳の定期接種になっています。